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拗らせてNewGAME!  作者: 光思
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昭和63年通信訓練 昭和63年7月30、31日

なにやら、、アメリカ行きは1ヶ月延びそうな予感。。。とはいえ、

現状確認でダラスのちょっとあっちまで年内にいかにゃならんのかあ?

無線機持って行くかは、、でずがね


こじらせてGO!


日付がかわって7月31日日曜日 

北工から定時連絡 ありゃこの声は。。青木さんか、、

高橋は寝たか。。いや、、、あいつ8chに出ていやがるし。


でだ、小田原西高からの提案で、北工が作成し鴨宮の山本が修正追加したプログラムをもちいて方位測定訓練をやろうと。

そのマーカー役となったのが南高。

とくに取り決めがなかったのでICB-680にて3chでCQ SV をだすことにした。

同好会のコールサインですよ。とくにSV参加局の電波はこの時間出ていなかったので長めにCQをだす。


"こちらカナガワAD220 ミナミアシガラMA730 もうすこしCQだしてくださいどうぞ”


再度CQをだす、、

というか、SV参加局と交信になったし。。


鴨宮高AMC 山本


あらま、、丸山君SV参加局と交信しているしさぁ。。

「角度出た!魔改造のローテータの角度検出がどこまで精度あるか?だけど。。」


"カモノミヤまるひと、こちらオダワラニシまるひと 角度データおくる 方位角・・・”

で、小田原西受信点での角度データと、鴨宮AMCの角度データを そのまえに北工にデータ送信しないと。あちらでも検算しないとな。計算!


でた!


2カ所の受信点から交差したポイントが発信源で、モニターには1km四方のグリッドがあり、簡単な地図か描かれている。

そのX-Y座標を読み取るわけだ。そこから同じ縮尺の地図と照合 OHPフィルムにグリッドを書きそれをあわせる するのだけどね、

で、、Xカウント・・・Yカウント・・・

北工を呼び出し確認をすると計算結果はほぼ同じ。

ただ、、実用性とかどうなんですかね?

というか、、2点の緯度経度と受信アンテナ高度はパラメータとして入っているのだから、クロスした位置の緯度経度を計算することできるんでは?

まあ・・受験じゃなければ改造してあそぶんだけどなあ、、


まあ、大学行って遊ぶかこのテーマで。

で、地図上とおおかたあっているけど、範囲広いなあ、、

無線機のメーター触れ具合と耳Sだかんね。

あとアンテナの角度原点出し精度がどうよ?とかね。。

八木まわすより、像の檻つくって電子的にスキャンするのが一番なんだろうけどなあ、、出来るわけないじゃんか。


南足柄高校サイド


「では丸山寝ます。あとはみちるくんよろしく」

「いや~さなん!」

なんもなければいいんですがね、、あんときは朝方だっけ?西丹沢で滑落したのって。

修験者じゃないんだからさ。。やめれまじ。。


うとうと、、、


”参加各局 参加各局 参加各局 こちらオダワラキタまるひと オダワラキタまるひと 大野山にて食中毒発生繰り返す 大野山にて食中毒発生 8番停止要請”


これが3時のことだった。


うううう、、、寝れないじゃんか。これ、、青木さんじゃんか・・


「オダワラキタまるひと こちらミナミアシガラまるひと了解 こちらでも大野山確認 引き続き受信行う 送れ」


そのあと北工から119番通報し松田の消防署から救急車出動。どうやら市民無線を受信していなかったらしく北工に来ている青木さんのオペレートで消防署に中継をおこなったんだけども、、北工さん、電話どおしたんですかね?屋上まで電話線ひいたんですかね? あ、電話対応したのは二宮真理さんだそうで。


10時 自動販売機のところで冷たい飲み物を買っているとあやのちゃんが登校してきた。


「しんじ~おはよう、、ってなにその目、、徹夜したの??」


ええ。。あなたともたいがいアレですが。。


「うん、、大野山でね、、キャンプしていた人が食中毒おこしたらしく、対応は北工がやったんだけどさたまたま交替して10分ぐらいのときだったもんで、、ねむっ、、あやのちゃん練習ですか、、日曜日なのに」

「うん、、あのねしんじ、文化祭でとっておきのあやのちゃんをみせてあげるからっ!」

ねっ!

「期待してます、、あとでね。。」


そのあと大きな出来事はとくになく、午後3時で訓練終了。


後日、、尊徳記念館に集合して今回の反省会となったんだけども。

課題はいろいろある。

オブザーバーとして参加していた東秦野は来年度からの参加を検討したいとのことだが、

ただ、移動なしでロールコールに出られるか?というのが難点らしい。

基本移動なしでの運用だからね。

翌年のことだけど、秦野伊勢原地区にて同様な通信訓練がはじまり、さらに時が経って特小無線にて中継装置がでてくると、地元有志が震生湖付近に中継装置を設置。


それにより特小無線での通信が可能となった。

そのときにまいた種が20世紀が終わる年に実ったわけだ。


それはまたあとのお話



読んでくださってありがとうございます


現地からマシンの写真 一部 送られてきましたが。。。いや~まいったわ・・

ごっつい仕様ですわ。。ベーシックなのを予想していたらこれがまた仕様てんこ盛りな、、

広州にいたとき、とある日系ダイカストメーカーで泣きたくなりましたよ。。

な~んかAGREEMENT読んでいて、、現地(ダラスから20マイルぐらいですかね?)行って

バラして積み込めと・・おっおお~い!

一人で2台電装バラシはちとな、、ですの。


ということで では de JI1QAU ex KJ7HHH

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