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氷結の魔導戦士〜とある転生者の王道?物語〜  作者: 小心者の希望
一章 幼少期
2/14

誕生

読んで頂きありがとうございます!

楽しんで頂けると嬉しいです!

「生まれましたよー」

「元気な男の子ですね」

そのような会話が聞こえる。目を開けると優しそうな女性や強面の男が俺のことを見ている。俺の父親と母親だろうか?使用人も見えることからある程度格式のある家だろう。


「オギャーオギャー」


やはり赤子になっているようだ。言葉が出ない。


「この子の名前はフレア・シュヴァルツ・ショウにしましょう。強くて優しい子になってくださいね。」


「この子には強くなってもらう必要がある。頼んだぞ。」


そう言って父親らしい人は部屋から出て行った。愛想もなくて俺の苦手なタイプだ。これから一緒に過ごすことになると思うと少し憂鬱だ。まあ母親が優しそうだからいいか。


「まあうちの子が長男なので大丈夫ですけどね。せいぜい頑張ってくださいね。」


いやな感じだ。前世で言うところのクレーマーみたいなやつだ。奴は嫌味を吐いて父の跡を追った。どうやら父親は複数妻がいるようだ。そして奴は俺の母より位が高そうだ。奴が正妻だろうか?そして聞いている感じ俺は次男ぐらいだろうか?なんかこれからのことが少し心配になってきた。しかしこれは俺がハーレムを作れるということではないだろうか!?


そうだ。そんなことより自分のスキルは見れるだろうか?この世界に来て楽しみにしていることの一つだ。

出そうとしたが出ない。何か方法があるのだろうか?深く考えると睡魔に襲われてしまった。子供の身体ということをすっかり忘れていた。




それから一年以上が経った。俺はようやく歩けるようになり、少しずつこの家のこと、この世界のことがわかり始めた。この家は辺境伯らしい。父は強い冒険家として有名だったようだ。そしてどうやらスキル等は頭の中でオープンと唱えれば出るようだ。


名前 フレイム・シュヴァルツ・ショウ

レベル 1 性別 男 年齢 2歳 職業 なし

体力 150 筋力 14 魔力 324

スキル 魔力操作1 鑑定1 剣術1 体術1

経験値増加1 未来予知1 魔物使役1 無詠唱

精神空間

称号 転生者    精霊 なし

加護 魔神の加護   武神の加護


……なんとなく凄そうだ。魔神ってなんだ?と言いたくなる。これからスキルを色々と試してみよう。あとわかったことはこの世界には精霊がいるらしく5歳の時に王都にある教会で儀式を行い精霊を仲間にするのだ。ちなみに1人につき一体らしい。なんとなくでランクもあり、強い精霊に好かれないと強くはなりにくいらしい。時々精霊なしの人もいる。これは平民でも受けれるらしい。こればかりは強い精霊に好かれるのを祈るしかない。


あと来月には俺の3歳の誕生日がある。来月からやっと魔法などを教えてくれるらしい。楽しみだ。母上曰く俺はこの年では魔力がとても多いらしい。母上はとても嬉しそうにしていた。しかし一つ懸念がある。自分で魔法を試していたのだが俺はトラウマから火属性の魔法が一切使えない。8歳の兄上も父上も火属性が得意らしい。ちなみに俺の得意属性は氷と雷だ。外の世界を知らないためなんとも言えないがそれなりには強いとは思うからいけるとは思うのだが。


一ヶ月後

その不安は奇しくも的中してしまった。ここから俺の地獄の日々が始まる。


現世のようにはなりたくないと言ったのにっ!






読んで頂きありがとうございました!


下の星で評価していただけると嬉しいです!


次話も頑張ります!

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