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総合評価B+ 果たされた約束 ~吸血鬼と彼を愛した彼女の話~

 文中で赤字部分、青字部分といった指摘が入ることがありますが、これはTwitter上で公開した際に色分けをして見やすく指摘したものです。ノベプラでは文字の色分けができないので不自然に見えると思いますがご了承ください。

 作品名  果たされた約束 ~吸血鬼と彼を愛した彼女の話~

 作者様  睦月


 キャラクター造形力 B+


 印象度B+共感度B+


 文章力B+  構成力A-


 設定力B+ 独創力B+


 総合評価B+ 


 良かった点

 シンプルに良いです。甘い恋愛を読みたい方に本当にお勧めしたいです。単純な小説の質としては総合評価が100いっていないのが謎で仕方がないレベルだと私は思います。が、恐らくは特殊な前世の記憶があるもののやっていることは実際にありそうな雰囲気の恋愛という点でWEB小説のニーズには合わないのかなという程度です。私はこのレベルを書けるのであればニーズなんか犬にでも食わせちまえ!って思います。

 

 気になった点

 0話 彼女がゆっくりと目を覚まし「慶」俺の名前を呼んだ。 脱字?「慶」と俺の名前を呼んだ。だとより良いかもしれません。

 0話 ねぇ 慶お願いだから、あたしから離れていかないで。 脱字? ねぇの後に読点が抜けています。→何か所かあったので作者様の拘りの部分なのかもしれません。ただ、脱字なのか意図的に開けているのかが分かりにくいという事だけ伝えておきます。

 14話 ことうを 〇ことを 誤字 

 句点と読点の使い方。ここは句点でいったん区切った方が良いかな。読点が欲しいな。というところが何か所か見受けられました。自分の中でどういう使い方をするのが効果的なのか、考えてみると良いかもしれません。


 総評

 思春期の年齢の子が自分の前世を思い出したときにどういう行動をとるのか、またその行動をとられた彼女はどういう行動を起こすのか。それを起承転結の中に上手く収めて一つの短編として完成していると思います。登場人物も全ての人間に意味があって、それでいて生きていて素晴らしいです。書籍化を目指すのであれば文章量を意識すると尚良し。



 ↑ここまでが客観的に見た評価

 ↓ここからが主観的な感想



 甘い 


 この小説はこの一言に尽きます。


 どういう意味での甘いか、甘々のイチャイチャだよ!!!!


 早く結婚しろよこの二人!! と思いながら見ていて、幼馴染がヒロインと一緒に登場したときには、


 あっ、幼馴染は…


 って憐れんでみていたのですが、


 その幼馴染の雄ちゃん、そう、ヒロインであるすずが雄ちゃんって呼ぶので、


 雄ちゃんと呼んでいるのですが、この雄ちゃん、めっっっちゃ良い仕事するんですよ!!


 滅茶苦茶いいやつです。主人公とヒロインに比べて年上だからなのかちゃんと年上としての行動をとっていて、うん。


 正直この作品で一番


 好き


 はい。反省はしていません。


 4/13 作者様からコメントを頂けたので掲載。



 メモリアさんに【総合評価B+】をいただいた「果たされた約束」は、ハッキリ言って全然読まれてないです。

 今のニーズに合っていないのも自分でも分かっていますし、これに関してはそれでいいとも思ってもいます。

 このお話は数年前、当時(今でも)大好きなアイドルのソロ曲を聞いた時に、ふと思いついたお話を短編で書いたのが始まりです。

 これでもかと言うくらい甘くて切ない話にしようと、吸血鬼をモチーフにした前世の物語。

 吸血鬼なら色気も必要だろうと勝手に決めつけ、切ないエロを求めて書きました(笑)

 そして、それを読んだ友達に「生まれ変わった二人を書け!」と半分命令されて、続き書いたのがこのお話です。

 どうせ書くなら自分の願望を詰め込んでやろうと、こんな高校生活送りたかったと思うような、ひたすら甘々なお話にして、一人でニヤケながら書きましたね。

 なので、とにかく甘いお話を読みたいって人に、おすすめします。

 それまで活字嫌いと言っても過言ではないほど、本を読んでこなかった私。

 自分で書くなんて想像さえも出来ませんでしたが、このお話を書いて物語を想像することの楽しさを知り、その後も何作か物語を書いたのを思い出します。

 その後育児が忙しくなり数年小説から離れていたのですが、去年突然「小説を書こう」と思い立ち、今に至ります。


 このお話をメモリアさんに評価していただく前に、今連載している別のお話を評価していただきました。

 その時にいただいた言葉が、自信が皆無だった私に、ほんの少しの自信をくれました。

 こんな下手な小説を評価してもらっても、どうせボロボロだろうなぁ......。

 そんな風に思っていた私にメモリアさんは【総合評価B】をくれました。

 他の評価を見て驚いたんですよ。【評価C】の項目がないって。

 えぇ、全部Cでも仕方がないって思っていたのです。

 そして驚愕したのが【文章力A-】

 この衝撃が分かりますか? 

 全部Cでも仕方ないと思うほど、自信がなかった私の文章力が褒められたんですよ。

 えぇ、大げさでなく小躍りしましたね。正直つぶらな瞳をウルウルさせましたよ。

 自信がなくてビクビクしながら書いてた小説。

 もちろん文章力以外は、がっつりダメ出しされました。

 だけどそのおかげで、自分の小説の設定の甘さにも気付けましたし、深く考えることの楽しさも知りました。

 ダメ出しするだけじゃなく、どうすればいいのか、何を学ぶべきかをメモリアさんは教えてくれます。

 自分の小説がダメなのは分かっている。

 だけど何が悪いのかわからなかった私には、救いの手に見えましたよ。

 だから今では、メモリアさんにダメ出しされたいとさえ思ってますね。


 そんなメモリアさんが、私の最初の小説にどんなダメ出しをくれるのかとワクワクしていたら、まさかの【総合評価B+】

 仰け反りましたよ。

 文章力は【評価B+】でしたが、総合評価が上がるとは......。本人が一番びっくり。

 そして思った。私は恋愛重視の物語向きだなと。

 そこはブレずにやっていこうと決めましたね。

 メモリアさんには何度も言っていますが、本当に感謝しかないです。


 私はメモリアさんにダメ出しされる為に、また評価依頼をお願いしようと思っております。

 決してMではないはずなのですが(笑)




 切ないエロを求めて書いた。とコメントでありますが、エロは全然ない全年齢対象の作品なのでご安心ください。

 作者様から頂いたコメントで一番印象に残るのは、


 自分の小説がダメなのは分かっている。

 だけど何が悪いのかわからなかった私には、救いの手に見えましたよ。

 

 この部分です。この作品、作者様が初めの方でおっしゃられている通り、全然読まれていない作品です。全然読まれていないとどうなるか、というのがこの部分ですね。何がダメなのかが分からない。投稿サイトの感想等が作者からとても喜ばれる一因だなぁと思いました。反応されるというのはそれだけで嬉しくて、たとえそれが褒める感想出なくとも、ここがあんまりだった。という感想で、それが作品をきちんと読んだうえで書かれているという事が作者に伝わる書き方をされていれば、作者はとても嬉しいんです。自分だけじゃわからなかったダメな部分を気づかせてくれるきっかけとなるから。だから、読み専の方々は読んだ後、出来ればもっと感想なりなんなりをもっと作者に伝えて欲しいです。好きの反対は無関心なんていうけれど、それと一緒です。無反応が一番つらいと思うから。



 おまけ


 これまでの3作品で作品の見どころをコメントとして頂いたはずなのになぜか私が褒められすぎているので、恥ずかしくなってコメントを貰う際に私を褒めるのを禁止と先に言うことになったのはまた別のお話。


 

 それでは、この辺で。またね。

 作品URL https://ncode.syosetu.com/n4582fx/


 私の評価シートにある指摘点は、必ずこれを修正するのが正解という訳ではなく、あくまで可能性の提示に過ぎません。なので、最終的に修正するのか、修正するにしてもどの方向性で行くのかという判断は全て作者様に委ねております。

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