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魔物図鑑(製本済み)

 蜘蛛豆


 攻撃 

 防御 

 敏捷 

 繁殖力  A

 雑食性 

 会話適正 

 優先順位 ?

 宝石 プラシオライト (グリーンアメジスト) SIO2

 魔法 ?


 蜘蛛が栽培していた豆。

 ツルマメと大豆の性質の両方を併せ持ち、かなり強靭な生命力を持つ。というかむしろ育ちすぎに注意しないと、あっという間に巨大化して収穫が難しくなる、ある意味贅沢な作物。

 使用できる魔法は不明。




 ハイギョ


 攻撃 C

 防御 A

 敏捷 C

 繁殖力  ?

 雑食性 ?

 会話適正 B

 優先順位 ?

 宝石 不明 茶色?

 魔法 泥塗り


 一度しか交戦していないうえに明らかに本気ではなかったため正確な能力は不明。

 かなりの巨体で長期間乾燥に耐えうる休眠状態に移行できるようす。振動を感知する能力に優れており、逆に全く動かなければ察知されづらいかもしれない。

 泥を操るという極めて厄介な能力を保有する。

 この魔法の利点は主に防御や敵の足止め、窒息させるなどの利用方法がある。

 水中では敵の鰓に泥を詰まらせて窒息させたり、目くらましとして使うのではないかと推測できる。

 ちなみにこの魔法は優先順位の測定が難しい。例えば<錬土>などの土を操る魔法では土に水などを含む不純物が大量に含まれていたりした場合著しく操作性が低下する。海老のように水を操る場合も不純物が混じっている場合は同様の現象が発生する。

 つまりハイギョは水と土が混じった泥を操ることでこれらの魔法に対して優位に立つのではないだろうか。




 豚羊


 攻撃 E(C)

 防御 B

 敏捷 C

 繁殖力  B

 雑食性 B

 会話適正 B

 優先順位 C

 宝石 煙水晶 灰色

 魔法 毛舞


 大型の牛ほどの大きさをした豚の顔に羊の毛をもつ草食動物。

 高み、昇る、ことを目的とした、殺生を禁じている信仰を持ち、暫定的に不殺教と名付けた。

 戦いすら忌避するため正確な戦闘力は不明。

 この群れだけでなく、かなり巨大な宗教である模様。




 ラプトル




 攻撃 B

 防御 D

 敏捷 B

 繁殖力  C

 雑食性 D

 会話適正 A

 優先順位 C

 宝石 灰青色 (ホークスアイ)

 魔法 恐爪


 ラプトルやディノニクスに近い羽毛恐竜

 超音波を利用したエコーロケーションによって獲物を探知し、コミュニケーションを行う。さらにカッコウと協力することで他に類を見ないほど優れた統率、連携力を誇る。

 足も速く、持久力も高いが、後ろ向きに走るのは苦手。

 魔法は相手に爪を突き刺す魔法。単純に刺すだけでなく、一定の深さまで刺さると枝分かれし、傷口を広げる。そのためこの魔法でつけられた傷は治りにくい。

 王を中心とした封建制に近い社会を持っていた様子。

 一夫一妻制だが性転換可能な動物であるため男女を区別する思考があまりない。

 浮気、不倫などには非常に厳しく、リンチ、村八分のような行為を極平然と行う。



 カッコウ


 攻撃 E

 防御 E

 敏捷 A

 繁殖力  C

 雑食性 C

 会話適正 C(S)

 優先順位 ?

 宝石 茶色、まだら模様など多岐にわたる ジャスパーやカルセドニーの可能性が高い

 魔法 リンク


 全体的に青みがかった体をしている。

 ラプトルとは協力関係にあり、エコーロケーションを使用可能。

 特定の相手とだけテレパシー能力を強化し、感覚を繋げる魔法を使う。

 この魔法は托卵が発展した魔法である可能性が高い。

 ……たまにドードーやラプトルの卵を怪しい瞳で見つめているのは気のせいだと信じたい。

これで第三章の前半は終了です。

後半の開始は一週間ほどお待ちくださいませ。

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うちの猫は液体です 新作です。時間があれば読んでみてください。
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