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俺とジジイと貧乏生活  作者: Mr.OKB
51/58

part51破られた結界

どうも、Mr.OKBです。

テストが近いです、やばいです。でも書かざるを得ない。

そんなわけで今回は鳥栖の戦いです。

相手は身長三メートルの悪魔!どう立ち回るのでしょうか。

ではごゆっくり

「ぬりゃあぁ!」

 戦いは独田達が扉にたどり着く前に始まっていた

「そりゃあ!」

 都庁の二つの屋上を舞台に老人と女が戦っている。

「私の恋人を殺した恨み、晴らさせてもらう!」

 女用の甲冑を着て、大剣を振り回している女が怒鳴る。

「わしらの町を襲撃したのはお主らじゃろう!」

「うるさい、絶対に許さない!殺れ、ローズドロイド!」

 セガンの足元からバラの枝が伸びて人型になり、セガンに襲い掛かる

「邪魔するな、バーニングフィスト!」

 セガンの燃える拳に殴られたバラ人間は無残に灰となる。

「わしは住民を守っただけじゃ!」

 この老人と女は何故戦っているのか?話は四年前にさかのぼる。

 ダシュトがいなくなり、暇を持て余していたセガンは旅をしていて偶然魔王軍が町を襲撃している現場に遭遇したのだ。

 情け容赦なく町人を殺す魔王軍にセガンは怒り、たった一人で魔王軍の本陣に攻め込み、全滅させた上、大将であるグレイトフを殴り殺したのだ。

 そのグレイトフの恋人であり、婚約者だったのが今セガンと戦っている女なのである。

「フン!」

「とりゃあ!」

 二人の力と力がぶつかった瞬間、二人の戦士は何かを感じた。

「今のは何じゃ?」

 驚いてセガンは女と距離をとる。

「割られた、このシルビアの結界が割られた・・・ありえない」

 シルビアはさっきまでの復讐に満ちた顔から一変し、焦りの表情となっている。

「結界が割られた?わしでも壊せなかったのに?」

「お前の仕業か!」

 シルビアはセガンに指を突きつける。

「わしじゃあないぞ」

「じゃあいったい誰だ!」


「悪魔を殺したことは無いんだよな」

 鳥栖は大柄な悪魔と対峙していた。

 身長はおよそ三メートルで、漆黒の肌には傷一つついておらず不気味に輝いている。

 背中にはその巨体よりも大きな羽が折りたたんである。

 角が二本着いた頭には青く輝く目が二つあり、体の三分の二が上半身というバランスの悪い体つきである。

「オレを倒そうというのか、片腹痛い」

「悪魔に二度も負けてたらボスの名が泣くぜ。予告しよう、お前は爆発して死ぬ」

「オレも予告しよう。お前は三秒後に頭を潰されて死ぬ」

 そう宣言した悪魔は羽を広げ、飛び上がった。

「いーち」

 鳥栖目掛けて拳が頭上から迫って来る。

「にー」

 横に飛んでかわそうとするが先回りするようにもう片方の拳が落ちる。

「さん!死ねぃ!」

 すさまじい威力の拳によって地面がへこんだ。

「おい、三秒で殺すんじゃなかったのか?」

 しかし、鳥栖は平気な顔で先に落ちた拳にぶら下がって挑発している。

「運がよかったな!」

 悪魔はその腕を地面に叩きつけるが、

「お前、独田より弱いな」

やはり鳥栖は平気な顔で地面に立っている。

「雷刀でお前を切り刻んでやる」

 今度は鳥栖が攻撃に出て、雷刀を片手に悪魔の上半身を切り刻む。

「そんな斬撃、このオレの表皮の前には無力だ」

 しかし、漆黒の肌に無数の傷がついただけで全く効いていない。

「わかったよ、これを使ってやる」

 懐から二丁の拳銃を取り出した鳥栖は目にもとまらぬ速度で連射する。

「デビルズ・レッド・スプラッシュ」

 対して悪魔は無数の赤い球を出現させ、放った。

「「いてえなこの野郎!」」

 悪魔は表皮に穴が開き、鳥栖は全身が真っ赤になりながら同時に怒鳴った。

「表皮を破れるとは、お前なかなかやるな」

「ありがとよ、だが今度は痛いじゃ済まさないぞ・・・ん?」

 鳥栖は懐から携帯を取り出した。

 そして素早く操作し、また懐にしまった。

「おい、何やってる?何をしたんだ?」

「お前に勝つための作戦を入力しただけだ」

 鳥栖は懐から手榴弾を出し、悪魔に向かって投げつけ、煙が出た瞬間に連射する。

「逃さん!デビルズ・レーザー・エクストラ」

 煙の中で銃声とビームを発射した音、誰かが倒れる音がした。

 煙が消えると、そこに立っていたのは悪魔だった。

 横には片腕を失った鳥栖が倒れている。

「痛む、こいつの攻撃は意外と侮れないな。まあ、勝ったから良いが」

 悪魔の頭や胸に十個以上の穴が開いている。

悪魔はそれをさすりながら鳥栖を掴み上げ、肩に乗せた。

「片腕しか消し飛ばなかったか。あの煙で狙いがそれたんだな」

「なあ、頼みがあるんだが」

 鳥栖は目を開いた。

「生きてたか。何だ?」

「どうせなら最後に景色を見ながら死にたい」

「そのくらいならいいだろう」

 悪魔はバルコニーの方へと歩いて行く。

「満足か?」

「そうじゃない、ここから落としてくれと言ってるんだ」

 鳥栖は下を見てにやりと笑った。

「は?」

 悪魔の目が点になる

「俺の頼みを聞くと言っただろう、落としてくれよ」

「めんどくさい奴だな。じゃあな!」

 悪魔は鳥栖を都庁の四十階の高さから投げ捨てた。

「ふう、報告にでも行くか」

「バーカ!」

 悪魔が部屋に戻ろうと後ろを向いて歩きだすと、鳥栖の声が聞こえた。

「何?」

悪魔が振り返った瞬間、鳥栖は携帯を操作する。

「ぬわぁあ!」

 悪魔は大爆発した。

「さっきの手榴弾と銃弾は俺の組織が作り出した火薬煙幕と火薬弾だ。これに当たった者は体中に火薬が付着し、火の子に触れるだけでも大爆発する。あの銃弾が命中した者は体内に火薬入りの銃弾が残る。さらにお前の背中には小型爆弾を仕掛けておいた。お前と共に自爆するつもりだったが下の連中のおかげでせずに済んだぜ」

「ぐはっ、俺の表皮が無くなっているぞ、なんて爆発だ」

 鳥栖は空中で体制を変え、爆発で露わになった心臓目掛けて手榴弾を投げつけた。

 丁度心臓に当たったところで爆発し、

「うわぁぁぁぁぁ!!」

悪魔は息絶えた。

「予言的中ってな」

「君、無茶するねぇ」

 その様子を見ていた鳥栖は決め台詞を言い、到着したダシュトに受け止められた。



最後まで読んで頂きありがとうございました。

この物語はフィクションです。

この小説は不定期投稿です。

毎日投稿したり、同日投稿したり、一週間に一度しか投稿しないこともあります。

ご了承ください。

評価や感想をくれると私のみが喜びます。

ご意見ご要望等ございましたら連絡してください。

次回はミレーの紹介になると思います。

ではpart51.5でお会いしましょう。


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