part49三つの扉
どうも、Mr.OKBです。
最近また更新ペースが落ちました。さらに十日後にテストを控えてるので更新ペースはまた下がるでしょう。
さて、今回は魔改造された都庁内に侵入している三人を書きました。
ではごゆっくり
「お前の爺さんなら大丈夫だ、安心しろ」
「でも流石にあんな爆発を食らったんじゃ」
「黙れ、それよりも敵はいないか確認を怠るなよ。お前の索敵とやらが頼りなんだから」
現在俺達が歩いているのは都庁の四十階部分だ。
内部はやたらと改造され、所々にバラの装飾が施されている。
「半径二十メートル以内に敵はいないから大丈夫だ」
俺の悪魔の能力に索敵というのがある。
これは自分の周りに半径二十メートルのレーダーを発生させ、物体を見るというものだ。
結構細部までよく見えるので俺はこれをカンニングに使うつもりでいる。
「お兄ちゃん、スケッチしていい?このバラ気に入っちゃた」
「何言ってんだミレー、敵の本拠地にいるというのに」
「むー、つまらない」
エレベーターが使えればよかった。
改造する過程で必要なしと思われたのか取り外されてしまって階段しか存在しない。
「いた。あの十字路のあたりに敵がいる。武装はさっきのと変わらない」
俺の目には壁の裏側にいる敵の姿がはっきりと見えていた。
「ミレー、行けるか?」
「うん」
ミレーのしっぽが壁の向こう側へと伸びていくと、敵が倒れる音がした。
「もう大丈夫だ、行くぞ」
「なあ、僕が地下鉄爆破してから結構時間経ってるじゃん。なのにあの化け物がこっちに来てないっておかしくないか?」
「確かに、あの爺さんが生きてるならこっちに来ないわけがない」
さっきまでは不安だったがいつも俺との約束を守る爺さんがすぐに追いつくという約束を破るとは思えない。
「まあ考えてもわからないんだが、僕は道に迷ってるんだと思うよ」
「そう願うしかないな」
目の前に大きな三つの扉がある。
「お兄ちゃん、どこに行く?」
「俺は右に行きたいと思うが、鳥栖はどうする?」
「悩ましいな、確率は五分五分だ」
「どういうこと?」
ミレーが尋ねると、鳥栖は真剣な顔でこう答えた。
「経験上三人で一つの方向に行けばいいとは思うのだが、それは相手が強かった場合全滅してしまう可能性がある。だが、戦力を分散させれば負ける確率が高くなってしまうが、一人でも突破できる確率が上がる。それにこれを見ろ」
鳥栖は一個の手榴弾を扉目掛けて投げつけた。
爆発するがドアは無傷である。
「中に敵がいると考えると一度入ったら逃げ出せないと見た。さらに強引に逃げようとしても扉を破る手段がない」
「全滅するよりは一人でも生き残った方がいいだろ」
「一番いいのはみんなで生き残ることだよね」
「決めた、僕は真ん中に行く」
鳥栖は真ん中の扉に手をかけた。
「じゃあアタシは左の扉ね」
ミレーはしっぽで扉の取っ手を掴む。
「いいか、絶対に勝てよ」
俺は右の扉を開いた。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この物語はフィクションです。
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