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閃光ジャックナイフ‼︎   作者: とある水泳ボーイ
6/12

〜ヲ大会の舞〜

さてと、朝が来たな。どーせまたツッコミする1日なんだろうなー。

『行って来まーす』

おかんにいつもの様に挨拶するとドアを……

『おっはよー』

閉めた。待て。なぜ、千里が居るんだ。いやもしかしたら見間違えたのか?いやにしてもおっはよーて言ってたよね。初対面の人間におっはよーなんて言わないよね。思考のスパイラルに落ちていくと……

『なんで閉めんのよ!』

やっぱそうですよねー貴方ですよねー。

『…うん…行こうか……』

『なんで落ち込んでんの?』

『…なんでもないです』

やはり平和な日常なんてないか。はっはっは。

『誠…なんで笑ってんの?』

『なーんでも、さっ行きましょー』

『変なの』

言われたくねー。


学校に着くと直ぐに体育館に行き一年生を迎える会

なるものやるらしい。

『こーゆんて、高校でもやんだね』

『確かになー』

晴人と俺はあれから結構喋る様になった。

『何話してんだよー』

『いやー大したことじゃないよ』

もう一人、晴人の友達であり僕のヲタ友の

後藤 瞬 (ごとう しゅん)

『なーなーこの後アキバ行かなーい』

『いいねー』

晴人も乗り気だった。俺もほしいサイリウムがあったからちょうどいいな。

『俺もいくよ』

『さっすがまこっちゃん!景気いいね』

『瞬はもっと落ち着け』

ツッコミが疲れるからとは言わなかった。

『へん!』

なぜ胸をはる。

『ふたりとも落ち着いて。ほら始まるよ』

晴人サンキュー。晴人マジ神。


どうやら最初は、吹奏楽部の演奏らしい。

『最初の曲は、火垂るの墓からです』

何故その曲をチョイスした。

『いい曲だなぁ』『本当だなぁ』

うんいい曲だけど、雰囲気が違うから。ちょっと重くなっちゃうから。

予想通り、重くなりすすり泣くこえが。いやてか

何故曲だけで泣く。

『続いては、来来来世です』

『ちょっとマテェ!』

一斉に振り向く。やっばっ。癖で。

『…すいません』

そう言うと止まっていた時間は解除された。

フゥ〜、そして時は動き出す!

『いい曲だなぁ』『本当だなぁ』

もう知らんからな。


『さあ、ラストはあの曲PP○Pです』

…もうツッコムのやめよー。

早くアキバ行きたいな〜。

残りの30分間。突っ込まない様に無心でやり過ごす

まこっちゃんであった。

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