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閃光ジャックナイフ‼︎   作者: とある水泳ボーイ
10/12

〜ヲ大会の舞〜

もしかしたら、次から投稿が遅れるかも。

さてと。

『じゃあ帰りますか?先輩?』

『いや待て、まだ少し話が残ってる』

ハンバーグセット(5回目)を食べながら俺を呼び止める。あんたの腹は、ブラックホォールかよ。

『なんかあるんすかね?』

『ああ、翡翠。お前入る部活決めてるか?』

部活か……。なんか、たっくさんのイベントがあり、

しかも全部スキップできないイベントだったからなんか半年くらい経った気がする。何だよこのクソゲー。

『いやまだですが……何でですか?』

先輩は、くいっと眼鏡をあげ、

『我が部活に入らないか?』

や、やらないか?いやいや違う違う違う。兄貴は引っ込んでろ。

『あの……何の部なんですか?』

『一応形式上は、【オカルト部】だ』

『なぜに、オカルト?』

思わずツッコんだ。いや誰でも今のはやるよ。

『だが、やっている活動は、ヲタ芸だ』

はぁー?

『つまりあれですか?【ヲタ芸部】と言うのは作れないのでとりあえず【オカルト部】と言うふうにしてるのですか?』

とりあえず聞いて見た。

『残念、ノーだ』

違ったらしい。くそ、キャラ崩壊のくせに生意気な。

『オカルト部はもともとあったんだ。しかし我が

ヲタ芸をやる、と言った瞬間に5〜6人いた部員

全員が舌打ちして、次の日にやめたんだよ……』

最初の威勢はどこに行った。後半、素だったぞ。

てかあんたもともとオカルト部部員だったの?

まぁツッコまないでおこう。

『あっ、そうですか』

ちょっと空気重くなった。どうすんだよこれ。

『えっ、つまり今は……』

『うむ、我が一人だけだ』

ですよねー。

『安心したまえ。すでに、1年生から2人入るのが決まっているからな』

ほーそれはよかった。2人だけとかやだからね。

この先輩と。

『しかし、女の方はやけに、翡翠翡翠言ってたな』

きっと石が好きなんだよ!な訳あるか。もう見る前から、やばい奴てわかったよ。

『もう一人の男は、凄くヲタらしい』

……脳裏にデブでハチマキしていてバックせよってる人を想像してしまった。すまない。

『分かりました…入る方向で検討しときます』

とサラリーマンみたいな事を言った。

『ああ頼む』

『そういえば、部活決めって明日ですよね?』

『確か……そうだったな』

『どうしたんですか?』

先輩が、何故か苦悶の顔を浮かべていた。

『腹痛い』

『えっ?』

『腹痛い』

ハンバーグセット5回食うからだよ。

『ああお金を【払いたい】のねありがとう、全部で…

25252円ですね』

『イヤ…違…』

『どうもありがとう!』

俺は、先輩を置いて店を出た。


『帰る時間が遅くなってしまった……妹に怒られるし

煽られるな』

渋々言いながら、出ようとすると


『誠!やっときた!』


名前を呼ばれて、振り返ると千里たちがいた。

アニメイトや、羅針盤、とらのあなの袋を大量に持って。

『…どーしているんだよ』

呆れ顔で聞いた。

『いやなんかあんたからメールきたんだけど、

最後ねrが何かなて気になって』

いやまさか、明日じゃなくて今日来るとわ。

『ただの打ち間違えだよ』

『イヤ、てっきりロリコンっって書こうとしたのかと

思ったよ!』、

いや描かないから、なに言ってんの?

『それな!』

晴人も乗るなよ。

『確かに』

瞬もいいから。

『…たし…かに』

紫穂チャン?

『もう何でもいいわ…』

諦めた。

そこで、ふと思いついた。

『なあ、お前ら部活決めてるか?』

『イヤ…』『決めてなーい』『決めて…ないです』

千里以外決まってなかった様だ。

千里は水泳で決まってるからな。

残念そうな顔するなや。

『だったらさ、ヲタ芸やらないか?』

言って気づいた。や、やらないか?

『…すまない。無理だな。忘れてくれ…』

すると

『いや、やるよ』

瞬が言った。

『やらしてもらうさ』

晴人が言った。

『お前らいいのか?』

『問題ない。もともとやってみたいと思ってたんだよ』

『ありがとう』

そして、唸っている紫穂に言った。

『やるかい?』

『………………やる』

『ありがとう!』

すると、紫穂がうつむいていた。若干頬が赤い気がする。何故だ?。

すると、キャラ崩壊腹痛先輩が降りてきた。

『いてて……俺の25252円が……』

まだ言ってんのか!

『先輩、またまた朗報です』

先輩はヌゥーんと言う効果音とともに首を起こした。

『何だ』

『ここにいる全員が、オカルト部に入るそうです』

正確には、オカルト部の皮かぶった、ヲタ芸部だがな

『本当か?やーよかったな!』

先輩は、満足そうに言った。

『ちなみにみんな、あと2人いるから』

『名前は……なんですか?』

珍しく紫穂が自分から話した。成長したなぁ。

お兄さん嬉しいぞ。

『えっとー……』

そういえばうやむやになってたけど、名前知らないな

『先輩。名前なんすか?』

『ああ、それなんだが忘れてしまって』

いや忘れんなし。

『ただ』

『ただ?』



『ふたりとも、【あ】から始まる』

ああー地雷臭しかしねー。




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