表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
天国と地獄  作者: 西くん
11/17

イジメ?

『もう帰らせてくれ』といわんばかりのクラスの皆のダルそうな自己紹介も終わり(俺のために)、とうとう俺の席指定がやってきた。

「じゃぁ、さっきゅんの隣に座って。きっくんは多分休みだから彼女の席空いてるはず」

そういって先生が指を指した先には、二つの席の右席が空いており、隣には女子が座っていた。

『さっきゅん』・・・・・可哀想なあだ名だ・・・・・

しかも隣は『きっくん』とか言う男子らしい。

・・・・・・虐められているのだろうか

「はい、じゃぁ座ってね。」

「あ、はい」

言われるがままにそこの席へ向かうと、その女子は馬糞でも見るかのような目でこちらを見ていた。

嫌われたのだろうか。

「はい、座ってね」

「あ、はい」

デジャヴとはこのことである。

「いいな・・・・・さっきゅんのとなりだぜ」

「きっくんに見せてやりてぇなー」

などと男子が小言を言うのがあちこちで聞こえる。

それもそうだ。

このさっきゅんという少女があまりにも美少女過ぎるのだ。

もはや三次元と言うより二次元に近い美貌を持っている。

彼女の隣に座ると彼女はガタガタ震えていたため、俺は心に壮絶な大ダメージを受けながら先生の話を聞いた。

「まぁ、君たちも今日で中学三年生,受験生だ!」

「が、その前に、、、、、」

「彼のあだ名を決めようか!」

教室で拍手が起こる。

・・・・・・まさか、俺のあだ名?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ