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あんなタイトル  作者: 櫻木サヱ
窓の向こうの囁き
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5話 影と秘密の部屋の夏休み

朝の光が部屋に差し込む。美咲は目を覚ますと、影がそっと窓辺で揺れていた。

「おはよう!今日は何して遊ぼう?」


秘密の部屋には、古い絵本や人形、手作りのゲーム道具が置いてある。美咲は影と一緒にかくれんぼやお絵かきを楽しむ。影はすばやくて、時々美咲が追いつけないこともあるけれど、二人は笑いながら遊ぶ。


ところが、その日の昼過ぎ、ちょっとした事件が起きる。

棚の上に置いてあった古い箱が、勝手にガタガタと揺れ始めたのだ。美咲はびっくりして後ずさり。影も少し緊張している様子。


「大丈夫かな…?」

美咲が恐る恐る箱を開けてみると、中から古い日記と小さなメモが落ちてきた。メモにはこう書かれていた。

「この部屋には、もうひとつ秘密がある。夜になると教えてくれる」


美咲は目を丸くする。影もヒラリと跳ね、まるで「今夜が楽しみだね」と言っているかのようだ。


その夜、美咲は布団に入りながら、わくわくとドキドキでいっぱいだった。

「秘密の部屋には、まだまだ謎があるんだ…」


こうして、夏休みの冒険はさらに深まり、秘密の部屋と影の謎を解き明かす旅は続いていく――。


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