表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

1章−2

「何回やっても痛ぇもんは痛ぇな…」

ぼやきながら、男は歩く

数秒前まで倒れていたその男は喉に手を触れる。そこに傷や痛みはない

「もっといいやり方探すか?でも死ぬ練習なんかしたくねぇよなぁ…」


男の名は 岡山(おかやま) 流星(りゅうせい)

東京に住む20歳の大学生である


ただし、それは現実世界の話でーーー


[あ!リューウーくーーん!!]


流星もとい、リュウは声のする方に顔を向けると、大きな剣を背中に担いだ、超ナイスバディなお姉さんが大きく手を振りながら走ってくる


もう一度言おう

『超ナイスバディ』なお姉さんが大きく手を振りながら走ってくる


そう、揺れている


純情な若き男は2つの揺れるものから目を離すことができなかった

まあ、離すつもりもないのだが


「会いたかったよー♡」

そう言い、走る勢いを殺さずリュウに抱きつく

そのため、リュウは背中から思い切り倒れる


「毎回ぶっ倒れるのしんどいからそれやめてくんない?」

「えー?嬉しいくせに♡」

「………」


否定できない

しんどいのは本当だが、抱きつかれる喜びが勝ってしまう

男の子だもんね仕方ないね


「じゃ、感動の再開もしたことだし、行こっか♡」


彼女の名はシオン

この世界、つまりリュウからみて〈異〉世界『ミディール』の住人だ


「何が感動の再開だ。1日元の世界に戻っただけだろ。」



これは、現実世界と異世界を行き来できるリュウの人生の物語である



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ