ある夜の花③
娘の股には熟れた実をつけた花が咲いていた。
娘は全身が火照って、力なく男のなされるがままに喜びを感じている。男に突き刺されるとわかりながらも、それをとても嬉しいと受け入れる姿勢だ。
「痛いから、少しずつね」と娘が言うと「うん」と男。
娘の咲き誇る花に向けて男根を突き刺している。その花は紅く膨れてたくさんの水を集め艷やかになり、まさに芳醇な香りを放っている。その匂いを嗅ぐのはそこにいる男だけである。男はその時初めてその娘の美しさや愛らしさを全て受け止めることができると言える。それは他の誰にも見せない娘の全てとも言えるだろう。
娘はその男を受け入れるために、腰をしならせ痛みを感じない位置を探り始める。娘はその男を求めている。男の身体とつながることをとても大事な儀式として感じているに違いなかった。そのことは彼女の中でとても神聖なことに違いない。その男とつながることで娘は自分のすべてをその男に託してしまうように感じるからなのかも知れない。
もちろんではあるが、男もそのことを感じ取っているから、男はその娘がこの神聖な儀式に不快感を感じないようにエスコートするわけである。
やがて男が少し力強くその膨らんで紅く大きくなった花へ自分のを無理なく押し入れると、娘は大きく息をつまらせて苦しそうに喘いでから、荒く呼吸を続けた。また、喜びのあまりに鳥のような鳴き声を繰り返しながら腰を痙攣させた。娘は自分がどうかしてしまうのではないかと不安に駆られるが、その不安もこの男の為ならと思うと絶大な喜びとなって現れ、自らの膨らんだその真紅い陰部を更に濡らしてしまう。もはや娘が喘ぐ声も止められずにいると、男は自らのそれを娘の中で擦りつけ始めた。娘は多少の痛みと快楽で男と繋がった部分を愛液で濡らし、男は濡れていく娘に自らの行為が受け入れられていくことを確信する。そのために男は彼女のさらに奥へと分け入って行く。緩やかに完全につながることで、男はこの娘を思いやった。娘は何ら抵抗なく男を受け入れられることができたのである。
そして男は娘の中で繰り返すことで、娘は快楽と愛液をさらに出し続け、愛液の出る快感を何度も感じるたびに喘ぎ声を漏らし続けた。
二人は互いの耳元で愛の言葉を囁きながら、興奮をさらに増大させた。そして男はやがて力尽き、娘の中へたくさんの水を呑ませて燃え尽きた。
娘は快楽の中で満足行くことなく、ただ男が力尽きたことだけを知り、しかしそのことだけでも好しと思う。男はその後、娘のその赤く膨らんだ花の周りを優しく指でかきまわして撫でる。最後に娘も喘ぎ声強く、終わりは身体を激しく痙攣させて、安堵の息をつき、男の体に抱きついた。
二人互いに精根尽き果て、しかしながらすべて全うしたことを感じながら、その後のむず痒い時間を暫し過ごした。




