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贋作の火  作者: gojo
15/18

シーン11

――サトルはクズだ。


――知ってるよ。突然どうしたの?


――あいつの名前を口にしてたよ。


――下手なカマかけだね。そんなわけないでしょ。


――でも、あいつのことを考えていたのは本当だろ?


――どうだろうね。


――サトルのこと好きなの?


――よく分からない。


――じゃあ、どうして。


――サトルくんは、頼めば、一緒に死んでくれる。たぶんそういう人。そんな彼のために命を使い果たしたいの。ピーくんは、死んではくれないでしょ?


――責任を負う覚悟なら持てるよ。


――何それ? 質問の答えになってないし、そんなこと望んでない。


――死というものが分からないんだ。


――自分という存在が消えるってことだよ。


――僕は実体を持たないカゲみたいな人間だ。だから初めから存在していないようなものなんだよ。これ以上、消えようがないな。


――言い訳にしか聞こえない。


――もう一度抱き締めてくれたら、存在を実感できるかもしれない。


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