不思議ナ世界☆【過去編1】
これは美雨というある女の子のまだ幼いころの話____
最近、兄のことで気になっていることがあった。兄は頭も良いし一緒に遊んでくれてすごく優しかったなのに変わってしまったのはある日、兄が学校からいつも通りに帰ってきて美雨はいつもと同じように「おにーちゃん!おかえりー今日は一緒にお絵かきして遊ぼ!」と声をかけた、が兄はまるで何も聞こえなかったように自分の部屋へ行ってしまった。
そして美雨は「おにーちゃんは勉強いそがしいんだ、疲れてると思うし仕方がないよ、」と自分に言い聞かせるように一人で呟いた。
そして、次の日にもその次の日もそのまた次の日も同じように声をかけたが返事は全然返ってこなかった...。
そしてある日の夜、7時くらいに美雨は自分の部屋でぬいぐるみで遊ぼうかなと、自分の部屋に向かっていた時に兄の部屋のドアが開いていることに気がついた。美雨は(せっかくだしダメ元ででもおにーちゃんに声かけてみようかな)と思い、兄の部屋を覗いてみた。すると部屋は真っ暗で勉強机の所の電気だけがついていて、辺りはくしゃくしゃになった紙のゴミだらけだった。
そして、美雨が一番驚いたことは兄の様子だった。怒りを抑えているような表情で紙が破けるんじゃないかというくらい強い力で赤いボールペンで何かを書いていた。それをみた美雨は怖くなり、気付かれないように急いで自分の部屋に向かった。
それからはとても遊ぶ気にもなれずいつもは母と一緒に寝るのだがその日は一人で寝た...。
そして寝ていると何だか焦げ臭かったので部屋からでてみると火がでていて、燃えていた。
美雨は急いで兄、母、父の寝ている部屋に行こうとしたが火でいく道がふさがれていて兄の部屋もドアが燃えていた、が少しだけ開いていた兄に声をかけようとしたが、兄は火に囲まれたところにたっていて「これで、これで、やっと全て終わる...」と呟いていた、美雨はその意味はよくわからなかったが次の瞬間兄が火の中に行ってしまった...美雨はもう何が何だかよくわからなくなってしまっていて気づくと急いで外に向かって走っていた。
そして、母と父はやはり外には居なかった____
これは過去編なので、ファンタジー感が全然なかったです!すみません!
あと過去編を最初に書いてしまいましたw
本編ではしっかりした内容でかいていきます!また見てくれると嬉しい限りです!