第67話:朝日で起きるか匂いで起きるか、いっそ起きないか。
遅れた上にに短い。フールさん視点久し振りで思ったより書き辛かったんだ。
[艦これ]イベント、E4丙すら突破できなかったんだけどorz
=1546字=
視点変更[ルク・ケンファー]→[フール]
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夜中に起きて空を眺めていると、東の空が白んできた。
「朝…………か。」
そろそろ二人も起きてくるかな、朝食の準備でもし始めよう。
昨日出したまま放置していたテーブルに魔導式コンロを設置し、その上にフライパンを乗せる。
このコンロ、魔力があれば何処でも熱せられるから便利。ちゃんと火力調整できるし。
朝食は、まぁいつも通りのでいいかな。
【アイテムボックス】から材料を取り出す。
先ずはベーコン焼こう。
程よく厚切りのベーコンはカリッと焼けて美味しい、大草原の中で食べると更に美味しい。
三人分、並べて焼いている間に、パンも焼いておこう。
魔導式レンジに食パンを入れておく、焼くのは皆が起きてから。
少しするとベーコンから良い匂いが漂ってくる。
其処で投入するは、家の鶏が2日に1個2個産んでくれる新鮮卵。
毎日使う訳じゃないから、時間の進まない【アイテムボックス】の中に結構沢山ある。
ユウちゃんが連れてきたがったから、その鶏は鳥籠に入れて馬車に乗せてきた。
雛で買った時から『ピーすけ』って呼んで可愛がってるんだよね、雌だけど。
まぁご愛嬌と言うことで。
そんな事を考えていると、テントからユウちゃんが出てきた。
この芳ばしい香りには勝てなかったかな?
「んん、おはようございますフールさん。
朝食ですか、手伝いましょうか?」
「こっちは大丈夫、それよりフィアちゃん起こしてきてくれないかな。」
「何時も起きてくるの遅いですもんね、ふふ、じゃあ起こしてきます。」
フィアちゃんは朝が弱い。
竜は爬虫類で変温動物なのだろうか、兎に角朝が弱い。
起こしに行かないと昼まで寝てる事もしばしば。
用事がない日はいいんだけどね、依頼がある日は同じ部屋で寝てるユウちゃんが何時も起こしてる。
体質だもんね、仕方ないね。私だってできれば寝てたい日はある。起きるけど。
ベーコンエッグを焼いていると、フィアちゃんもテントから出てきた。
よし、パンを焼き始めよう。
「……うー、ぬぁ……あ。」
「おはよう、フィアちゃん。」
「あぁ…おーは……。」
手をブラブラさせて返事がくる。
相変わらずの寝起き、若干キャラ崩壊してないかい? フィアちゃんや。
私は可愛いから良いと思います、はい。
座って眠そうに待っているフィアちゃんの前に、ベーコンエッグとパンの乗った皿を置くと、徐にパンを掴んで口に運び始めた。
フィアちゃんの好きな林檎ジャム塗ってないけど、いいのかな。
「私たちも食べますか、頂きます。」
「頂きます。」
私はジャム付けて食べます、自作なんで私好みでもあるんだよね。
ユウちゃんはバターがいいらしいけど。
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馬車は目的地に向けひた走る。
今日中には中間地点のある街に着く予定だ。
「うーぬ、其処に打つか。
先が読めぬな。」
「そう簡単に負けるつもりはないよ。」
「……取り敢えず、此処に打つかの。」
「成程、そう来るのね。じゃあ此処かな。」
「ぬ、次はそっちか。
まぁ、どちらでも良かったのじゃがの。」
「…………あ。」
「気付いたかの?」
「これ王手飛車取り確定……!」
「ふふん。」
「ぐぬぅ……。」
局面やばいけど、今私とフィアちゃんで将棋をやってる。
私が教えた筈なのに、妙に強いんだよ、フィアちゃん。
1カ月で勝率五分五分とか末恐ろしい。
馬車の改良とクッションのお陰で盤も余り揺れずに将棋ができる。
暇潰しには丁度いい物ができた。
オセロとかトランプもあるけど、フィアちゃんとは将棋をよくやる。
対局すれはするほど強くなっているのは気の所為だろうか。
因みに今はユウちゃんが御者をしてる。
一応皆、馬に乗れるようになったよ。
馬持ってるのに乗れないとか何だかなぁ、と言う事で一緒に練習した。
交代交代で休憩を挟めるから、旅自体も少しは楽になったと思う。
1週間-1日後9/13(日)[第68話]投稿予定。
数学の授業中に英語やるぞーバリバリ(数学は余裕。




