表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
58/83

第58話:二面展開、防御は前衛に任せた!(私が前衛ですorz。)

 体育祭、文化祭がやっと終わった。(低レベルの祭りって面倒なだけだと思うんだ、うん。)


 =1529字=

 西に向かって進んでいく。

 エリートを倒してからもう一時間、道中で遭遇するのはゴブリンばかりで、集中力が危うい。

 ユウちゃんの魔法のお陰で、そう何時も何時も気を張らなくてもいいからまだ楽だけど。


「…………あ。」


 ユウちゃんの猫耳がピクリと動いた。


「ん、また居た?」

「は、はい。

 でも数が…………。」

「複数なのか…………、動きは?」

「全体的に向かって左に歩いてます。」


 集団、1体じゃないって事は一撃でって訳にはいかないか。


「群れは一列か?」

「え? あ、はい、そうみたいです。」

「じゃあ、イノルグ確定だ。

 あいつらの群れはは必ず一直線に並んで行動する。」


 やっとイノルグ来たか!


「…………でも集団か。

 グーデントさん、どうしますか?」


 当初の作戦ではハグれの一体を討伐する予定だったけど、今までの戦闘を見ると集団でも勝てるのでは?と思ってしまう。


「…………群れは5体ほどみたいです。」

「各1体ずつと言う訳にはいかないのか…………。」

「俺が思うには5体同時でも恐らく問題は無い。

 初手で魔法を死角から撃って1体倒せば良い。」

「一撃でいけますかね?」

「一撃は恐らく無理だが、接近される前にもう1回は撃てる筈だ。

 イノルグは猪突猛進、走られてもちゃんと狙えば当てられる。」

「なるほど。

 でもそうなるとユウちゃんやフィアちゃんの負担になりますね。」

「だ、大丈夫です、どちらにせよ危ないんですから。

 それならフールさん達の負担を減らしたいです。」

「ありがとうね、でも本当に大丈夫? 今までも結構魔法撃ってたし。」

「疲れは余り無いです、大丈夫です。」

「妾も問題は無い。

 あと一言言っておくが、先程と同等以上の魔法もある故一撃でも倒せるかも知れぬぞ。」

「なら安心だな。」

 

 まだ上があったのか。

 …………何処までできるのか、知りたくなってきた。向こうから言ってくれるまでは待つけど。


「これ以上待っていても仕方が無い。行こうか。

 この辺りは風向きが南西のようだ、後ろから回り込めるぞ。

 ユウとフィアは後ろから行ってくれ。」

「私達はどうするんですか?」

「進路上の木の上に身を潜める。

 恐らく魔法を食らったらすぐ其方に走って行ってしまうだろう。

 そうなると余り好ましくない。

 だから此方から急接近して俺らに注意を向けさせるんだ。

 そうすれば光栄は攻撃に徹することができる。」


 そうか、私達が注意を引き付けたほうが安全なのか。

 怖いなぁ、取り敢えず当たらないように逃げまくろう。

 勿論攻撃はするけど。


「あの、合図はどうしますか?」

「この鏡を渡しておく。

 俺らが準備でき次第合図を送る。

 そっちも準備できていたなら3回、まだなら1回合図を送ってくれ。」

「わ、判りました。」

「30分待って合図が無ければ、何かあったと判断して町に一度戻るが、良いかの?」

「それでいい。」


 何かあったらって、それもうやられっちゃってませんかね。

 生きてる?その時私生きてる?


「…………他の冒険者でも呼んでくるから安心しろ。

 そう心配をするな。」


 フィアちゃんに心配されてしまった。

 駄目だなぁ、しっかりしないと。




□□□




 その後、二手に分かれてイノルグの群れに接近した。

 私達は風上気味なので危険だが、そこまで風邪が強い訳ではないので、多分大丈夫。

 …………うん、大丈夫。


 イノルグの群れは直線に動いているようで、進路は簡単に予測できた。

 今はもう木の上だ。

 3mほどなので飛び降りるのに若干躊躇しそうだったので1回練習してみた。

 意外に足が痛くなる訳でもなく大丈夫だった。



 …………あ、来た。


「準備はできたな、合図を送るぞ。」

「…………はい、お願いします。」


 グーデントさんが手の鏡を傾け、太陽光を反射させる。



「…………よし、合図が来た、行くぞ。」


 私は頷くことで返事をする。

 遂に依頼の本番だ!



 1週間後7/12(日)[第59話]投稿予定。

 こんだけ引っ張ったのにもしかしたらイノルグ討伐1話で終わるかもしれない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ