第54話:エントは結構有名人、だけど知らない人も居る。
如何だ遅れなかっただろう(今が6/5、11:49だと言うことは黙っておこう。
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昼食のあと、食器などを軽く洗ってから袋に纏め、馬車に全て積み直した。
勿論水は全て料理に使った為ない。
でも私は水を創らなかった。
ではどうしたのか。
簡単、汚れそのものを空気に変えただけだ。
水出すより目立たないし良いかなと。
実際グーデントさんにはバレなかった、フィアちゃんには気付かれてたっぽいけど。
そのあとはあの魔導式コンロをどこで買ったのかをグーデントさんに聞いたりと、色々話していると、目的地であった町が見えてきた。
時間で言えば3時頃、予定通りだ。
「先ずは宿を探そう。
それから冒険者ギルドに行くか。」
「二手に分かれたらどうですか、ギルドと宿で。」
「それもそうか、ならギルドに行って依頼書を見せてきてくれ。
あとできればイノルグの目撃情報を調べてくれ。」
「判りました。」
馬車から私とユウちゃん、フィアちゃんが降り、グーデントさんは馬車に乗って宿を探しに行った。
「さて、冒険者ギルドは何処かなっと。」
【神眼】を使ってみるが、周りには無いようだ。
…………またフィアちゃんに見られてるけど気にしない気にしない。
取り敢えず町の中心に向かって進む。
町の前にある門には『エントーンドへようこそ』と書かれた看板が掲げられていた。
この町の名前らしい。
中心部に向かうと、人の賑わいも大きくなって来た。
店を覗くに金属製品が多い、鉱業でもしているんだろうか。もしくは加工業。
ちょっとした防具を此処で買っても良さそうだ、できれば軽いので。
「…………お、あった。」
【神眼】に感あり。
ギルドはそこの角を曲がった所か、大通りに面してないんだ。
しかも見る限り王都より小さい、地方だからだろうか。
角を曲がってギルドへ行く。
「余り迷わず見つかって良かったです。」
「…………そうじゃな。」
…………フィアちゃん、そんなにこっち見ないで照れちゃう。
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「…………えー、はい、依頼確認しました。
イノルグ討伐依頼は此方で受け付けております。
目撃情報など、詳細は此方の紙に纏めてあるのでご確認下さい。」
「この紙は貰っても?」
「ええ、どうぞお持ち下さい。
では、お気をつけて。」
受付嬢さんに依頼書を渡してきた。
そしたら詳細書いた紙くれた。
別に聞き込みしなくても良いじゃないかグーデントさん。
「えーと、最終の目撃情報は…………、『エントの森』?
…………どこなんですかね?」
「『エントの森』は『エント山脈』の麓じゃよ。
町の名もそこから来ておる。
『エント』は確か使徒の名じゃったか。」
「ほーそうなんだ、じゃああの北に見える山々が『エント山脈』かな?」
町に入る少し前から見えていたけど、北に大きな山脈がある。
頂上は雲に隠れて見えないけど、全体としては富士山より大きそうだ。
エベレスト程ではないだろうけど。
で、あそこの麓に『エントの森』があると。
結構近いんだ、危なくないのかな。
城壁も拙い物だったし。
ま、情報は手に入れたし、さっさとグーデントさんと合流しますか。
…………何処だ?
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【神眼】が無ければ即死だった。
人物検索して方向だけ判ったから発見できたけど、無かったら町中の宿を回る羽目になっていた。
このスキルマジ優秀。
フィアちゃんにバレてても優秀。
寧ろ可愛い顔見れて満足。
「グーデントさん、宿取れましたか?」
「お、良く此処だと判ったな。
宿はちゃんと取れたぞ、そっちは如何だ。」
「ええ、ギルドの方で情報を纏めておいてくれた様で、すぐでしたよ。」
「そうか、なら良かった。
お前ら三人はこの鍵の部屋を使ってくれ、俺はこっちだ。」
木の棒が三本付いた方の鍵を渡される。
グーデントさんの方は一本だ。
…………成程人数か、で、男女でも分けたと。
気が利く人だ、私は同室でも良かったけど、言ったら変態とは思われなくても変な気は持たれてしまう。
有り難く受け取っておこう。
まぁそんなこと無くてもユウちゃんとフィアちゃんを野郎と寝かせられるかよっと。
グーデントさんの事だから普通に寝てそうだけども
一週間後6/12[第55話]投稿予定。
果たして無遅刻記録を三日以上にできるのか(目標が低い。




