第51話:キラキラと世界を流れゆく河。
済みません、遅れました。
土曜ですら遅れた、やっぱり起きてから書くなんて言ってたらこうなるか。
次話は土日の内に書いたる。
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観光も終え、私達は宿に戻ってきた。
「……のう、お主ら。明日の狩について確認したい事があるのじゃが、よいかの。」
「なに?」
「狩りの戦術自体は明日にでも決めれば良いと思うのじゃがな、その前に各々の戦闘方法は聞いておきたいと思っての。」
「そういえば、私もフィアちゃんがどんな戦いをするのか気になってた。
ユウちゃんの実力も最近見てないからよく知らないし。」
「各々が何を出来るのかを知っておけば、連携も良くなるじゃろ?」
自己紹介にもなりそうだ。
今此処にはいないグーデントさんは仕方ない、明日話すとしよう。
でも一概に『戦い方』と言っても、何を話したものか。
先ずは武器とかだとして、実力はどう説明したものか。
「技術はないけどステータスだけ滅茶苦茶です。」とか言って良いのかな。
ゲーム的な表現にすると「チートだ!」「廃課金者め!」って言われる位に反則と言うか、嫌われそうだ。
何か良い言い訳はないものか。事実言っても信じてもらえないだろうし。
……いや待てよ、信じてもらえないなら言っても良いんじゃないか?
「じゃあ先ずは妾が言い出した事じゃ、妾から話そう。
可能な手段を挙げるとすれば、魔法、剣術、この二つじゃ。
但、剣術は未だ鍛練の最中じゃし、今は剣も持っておらぬ。
故に基本は魔法で戦う事になる。」
「剣、あったほうがいい?」
「いや、良い。いざとなれば素手でも戦えるしの。」
素手て。
魔物とか殴っても痛いだけな気がするんですが。
スキルや魔法と並行してやるのかな。
「じゃあ次は私だ。
見ての通り基本的にはこの剣で戦うよ。
魔法は練習中、期待しないでね。」
「ぬ、お主魔法はは使えぬのか。」
「何か上手くいかないんだよね、ごめんね。」
「ああいや、そう言うつもりではなかったのじゃが、但、妾の眼には中々の素質があるように見えての、勝手にできると思い込んでいただけじゃ。」
ああそう言う。
冒険者は使えるのが普通とか言われるのかと。
「じゃ、じゃあ次は私が。
剣とかそう言うのは全然ダメですが、魔法なら役に立てると思います。
一応初級魔法は全部使えるようになったので、攻撃防御回復お任せください!」
おおー、何か見ない間に色々習得したみたいだ。
オールマイティーな魔法使い、良いですねぇ。
「ほう、初級魔法を網羅するとは、一流魔導師ならともかく、普通の魔法使いなら中々の腕前じゃな。
その年で習得するとは、幼い頃より鍛練をしていたんじゃの。」
「あの、えっと、魔法は未だ数日位しか……。
実戦に出るのも今回が初めてですし。」
「なんと、あの数の魔法をたった数日で物にするとは、やはり『魔眼』持ちは格が違うのぅ。」
「…………魔眼?」
「そうじゃ、魔眼持ちには空間中の魔素を視認できるからの、魔方陣の描くスピード、精度、どれを取っても超一流魔導師になるには十分すぎる程の能力がある。」
「……え? ……え?」
ユウちゃんがオロオロしてる、可愛い。
でも魔眼かぁ、私のスキル【神眼】とは全然違うみたいだし、別ベクトルで優秀なんだなぁ。
と言うか、
「ユウちゃん、自分が魔眼持ちってこと、気付いてた?」
「いえ、ぜんぜん……。」
「ぬ、ユウお主、気付いておらなんだのか。
見ようと言う意思を強く持てば良い筈じゃが、魔素を確認できぬか?」
「え、あっと、もしかしてこのキラキラした辺りを流れている綺麗な河のようなのって、皆さんには見えてなかったんですか!?」
なにそれ超見たい。
オーロラとか天の川的な感じなのかな、
「見えるんじゃな。それが魔素であり魔眼の能力じゃ。
妾は持っておらぬから判らぬが、有能なものじゃ、大事にの。」
「…………そうします。
魔眼、私の力…………。」
私と違って元々持っていた能力みたいだし、誇っていい。
助けた私としても才能を死なせてしまわなくて嬉しい。別に何かして貰おうとかは考えてないけど。
「…………ところであの、さっきの話だとこの魔素って見えなくもできるんですか?」
「ぬ、もしかして常時開眼状態なのかの?
開眼状態を維持していると脳に負荷がかかると聞いていたが、大丈夫なのか?」
「そうですね、特に何も無いですよ?」
「ふむ…………、まぁ特に問題の内容なら大丈夫じゃろ。
で、閉眼の方法は、曰く『無視をする』らしい。」
「無視…………できるかな。」
確かに、目の前でキラキラ光ってるのを無視するの大変そう。
一週間引く一日後5/22[第52話]投稿予定。
予定は未定なんてことにならないようにします。




