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第37話:幾何学模様と蚯蚓文字。

時間はあるけど書けないって言う、ね…………。

一体何時になったら週1で書けるのか。



=2106字=

「おい、読み終わったか?」

「とりあえず読める分だけ読んでおきました。魔法って結構複雑ですね。

 一応魔方陣を使ってみる所はまだやってませんけど………。」

「……けど?」

「そろそろ我慢の限界です。」

「ああ……。」


 はよ、本番はよ。


「やり方はその本に書いてある通りだ。やってみたら如何だ?」


 なんだ、勝手にして良かったんじゃないか。なぜ私は我慢してしまったんだ。



「じゃあ『光魔法:Light(ライト)-Ball(ボール)』、やってみます。」


 30ページを開け、手を上に置く。

 暫くして、魔方陣が光りだす。

 今度の魔方陣は、黄色く光っている。


「…………Light(ライト)-Ball(ボール)!」



「(ぽんっ!」

「おおっ!」


 魔方陣から光の球が何処からとも無く飛び出す。



「………結構簡単なんですね。」


 何か拍子抜けした。


「まあな、魔方陣はいたって簡単だ。ただ上に手を置いて、後は魔法の名前言うだけだからな。

 問題は、この次だ。」

「……ああ、魔方陣無しでやるんですね。」

「そう言う事。こっからはそう簡単にはいかないと思うが、まぁすぐ出来る様になるさ。」 

「頑張ります。」


 

 魔法の本に描かれている魔方陣を使わずに、魔法を発動する方法。その内、この本の中で説明されている一番簡単なものを今から実践しようと思う。

 

 魔法と言うのは魔方陣が無いと発動しない。

 [直接型魔法][間接型魔法]、どちらも魔方陣がいる。

 魔方陣無しでやると言ったな、アレは嘘だ。

 いや、[直接型魔法]の魔方陣は視認出来ないからあながち間違ってないんだけども。

 視認出来る様に紙などに描いた物を使うのが[間接型魔法]、空中に自分の魔力で描き出した物を使うのが[直接型魔法]。

 それだけの違い。

 

 そして、私が今からする一番簡単な[直接型魔法]。

 それは本の魔方陣を見ながら描くってだけのお話。

 所謂写生。

 美術で言うデッサン?

 

 ……違うか。



 まぁ、詰まる所、写すだけ。


 ね、簡単でしょ?

 



「………。」




 魔力ってなんだよ!

 どうやって動かすんだよ!

 

 となったので、グーデントさんに尋ねると、


「ん?ああ、さっきやってたLight(ライト)-Ball(ボール)で感じなかったか?

 自力で感じるしかないぞアレは。」


 と言うご返答を頂きました。 



 なので只今Light(ライト)-Ball(ボール)大量生産中です。

 


「ワーイ、マワリガ、トテモ、アカルイナー。」

「いや消せよ。」

「任意で消せるんだったら早く教えて下さいよぉ!そろそろ目が痛くなります!」

「……魔法の発動者がその球を叩けば消える。」



「……(ぱん」

「あ、消えた。」



□□□




「……なんか感じる様な、気のせいの様な、虫刺されの様な……?」

「ああ、多分それだ。何処と無くムズ痒い感じだと思う。」

「はぁ、これが魔力……ですか。」

「まぁ正確には魔力が体外へ出る時の感覚だが。」



 昼食を昨日と同じ様に『おすすめってなんですか?』と頼んで、それを食べてから魔法の練習した。 

 すると十分ほどして漸く魔力らしきものを感じる事が出来た。

 後はコレを使って魔方陣を描くだけ。


 …とは言え、全く目視出来ないものを、一体どうやって動かせと言うのか。

 意志の力ですかね。

 と言うか見えないから動いてるか確認出来ないんですが。


 

 ………まぁ、やるだけやりますか。





「あのぉ……。」

「ん、どうしたの?」


 適性検査の魔方陣を使ってからずっと静かだったユウちゃんが、突然話し掛けてきた。

 魔法の方に気を取られていたけど、ユウちゃんを長時間放置してしまっていた。

 言葉も分からないのに、悪い事をしてしまった。



「あの、ごめんね。ずっと放置しちゃて。」

「ああいえそれは別にいいんですけど……。」

「……?」

「さっきやってたのが魔法なんですよね? それなら私にも出来るんじゃないですか?」

「………やりたいの?」

「はい!」


 

 ユウちゃんの適性検査の結果は、見事『適性アリ』だった。なので魔法も練習すれば出来る様になると思う。

 そしてやる気も十分にあるみたいなので、出来れば魔法をさせてあげたい。


「グーデントさん、ユウちゃんが魔法したいって言ってるんですけど、教えてもイイですかね?」

「……? 何の問題も無いぞ。」


 (何故そんな事を聞く?)見たいな顔で返された。

 でも良かった。取引の対象として使って来たから、そう易々と教えてくれるものじゃないと思い込んでた。

 まぁ、グーデントさん自体がした事って、魔法の本を持って来ただけだしね。こう言っちゃなんだけど。






□□□





「………出来ない。」


 幾らやっても出来ている気がしない。

 出来たと思って

Light(ライト)-Ball(ボール)!」

 と言っても何も起きず、声は虚空に消えていくだけだった。

 何故だ。

 


「……なぁ、そろそろいい時間だぞ。今日はその辺にして置いたらどうだ?」

「………そうですね。仕方ありません。

 あっそうだ。魔方陣描き写して置いていいですか? 家でも練習したいので。」

「……この本貸してやろうか? 俺はもうこの本必要ないから別にいいぞ。」

「いいんですか?」


 グーデントさんの手から魔法の本を受け取る。


 普通に描き写すだけで[間接型魔法]用の魔方陣として使えるか分からなかったし、貸して貰えて良かった。

 汚さない様にしないと。





この小説の問題点を独自に考えてみたpart2。(続いたよ!)

 続きを考えると色々アイデアが出てきて一つに纏まらない。

 そもそも今書いている話の続きと言うより10話位後の話を考えていると言うね。 

 そして其処に話を繋げたいけどそれが中々出来ない。

 前言っていた他に思い付いたっていう話もサッパリ設定が纏まってない。

 

 …………今日はこれ位にしておいてやるか。





因みに題名の漢字は(蚯蚓=ミミズ)

これでみんなの(不要な)知識が一つ増えたね!

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