第20話:弁償と危険物処理は同意語(ぇ*
チンタラ書いてたら一ヶ月くらい経ってたorz
けど4000字くらい頑張って書いたから、読んでくれると嬉しいです。
お気に入りしてくれたら狂喜乱舞します(剣○魔法○学園○○で)
「うっうぅ…」
筋肉さんが体を起こそうとしているけど、どこか痛むのか顔を顰める。わたしはとりあえず駆け寄る。
剣が真っ二つに折れて横に落ちてる。少し離れた所に棒も転がってる。
…何かわたしが造ったのと似てる…、って言っても何の装飾も無いから判らないけど。
にしても剣折るって、どんだけ思いきりやった、わたし。
とにかく
「大丈夫ですか?どこか怪我とかは…」
「あっああ…大丈夫だ」
手を貸して立たせるのを手伝う。
「えっと、スミマセンでした」ペコリ
戦ってる最中の記憶は無いけど最後の一撃は確実にわたしだし、謝っとかないと。
「いや、俺は戦って負けたから痛い思いをしてるだけ。お前が悪いんじゃない」
「でも剣折れちゃってますし…」
「それも同じだ。負けた俺は何も言わねーよ。
お前と俺が戦って俺が負けた、その経過で剣が折れただけ、っていうか俺もお前の武器1つ折ってるし、おあいこだろ」
武器…ああ、あの棒。
って、さっき転がってたの、やっぱりわたしのかっ。
ていうか、あの棒折ったの?ステンレスなんだけど。そりゃただの棒だけど。
あと別にあの棒また造れるからおあいこじゃない気がする。
にしても筋肉さんいいヒトだ。ホントの紳士だった。疑ってスミマセンでした。
「ところで兄さんとかはどこ行ったか知らないか?見当たらないんだが。
まさかまた逃げたのか…何時も何時もあいつ(・・・)は…」
ん?
「さっきまで『兄さん』って呼んでたのに、急に『あいつ』になりましたね」
「うん?ああ、それはな、あいつ何気に強いから媚びてたってだけだからな。もう一人のアイツも俺と同じで適当に媚びてるだけだしな。あいつには言うなよ」
「そっそうですか…」
あの人の味方はいないらしい。もはや同情…。
「そんな事より聞きたい事があるんだがっ!」
「なっなんですかっ!?」
急に大声はやめてほしい。ビックリするじゃないか。
「いやーなー、お前強いなっと思ってよ、名前何て言うんだ?」
「え?あ、フールって言います。
それに強くなんてないです、全然です」
戦った事なんてコレを合わせても二回です。強いワケない。
そりゃスキルはチート(たぶん)だけども、剣術とかは全然知らないわけだし。
……記憶の無いとこのわたしは知らんけど。
この人に勝つ位は強いらしいけど。
「謙遜するなって。
しかし、フールか、聞いたこと無いな」
「でしょうね、わたし今日ココに着たばかりですし」
ていうかこの世界一日目ですから。
「でもお前位強い奴なら噂位あっても良いと思うが…」
「いやいやいや…」
まだこの世界に着て一日も経ってないのに噂なんてあるわけない。
噂があったらそれは、たちの悪い神(爺さん)のいたずら。
「ところで、あなたの名前聞いていいですか?」
「おう、俺はグーデントだ。依頼とかで一緒になることもあるかもな。そん時は宜しく」
ゴーンゴーンゴーン…
ん?何かお寺の鐘のような音が…。
「ん?もうこんな時間か。もっと話したかったんだけどな。
じゃあ俺は帰るわ」
あー時間を知らせる鐘なのか。
と、筋肉さんが帰る前に
「あ、ちょっと待ってください」
「ん?なんだ」
「あの…この剣持っていって下さいっ」スッ
わたしが何時の間にか造ってた剣を差し出す。
「いや、だから別に剣が折れたのはあんたの所為じゃねーって。受け取れねーよ」
「そんな訳にはいきません」グイ
「あの剣なんて、あの成金野郎のと違ってそんなに高いモンでもないから、また買えばいいだけだし。だからあんたが気にする必要なんてねーよ」
あ、あれ安モンなんだ、じゃなくて
「でも私が折ったのは事実ですし、やっぱり持っていって下さい。
どうしても嫌って言うんなら、単に知人からの贈り物だと思って。」グイグイ
何と言われても渡すのはやめない。
「いやだから」
「……(無言)」グイグイグイ
「……
はあ…わかった、諦めた。
あんた、見かけによらず頑固だな。
この剣は貰っていくよ」
ごり押し成功。
わたしが一歩も引かずに剣を押し付けてたら、向こうが折れた。
もう会わないかもしれないけど、わだかまりは残したくなかったからね。
……というのは建前で、ホントは抜き身の剣を持ちたくないからだったりする。危ないし。
……
べっ別にいいじゃんかっ。
向こうは剣貰えて、こっちはいらない物処分出来て両方万々歳なんだし。
鞘の無い剣なんて持ってるだけで危ない。
ほら、包丁を手に持ってその辺歩いてる人がいたら、問答無用で通報です。お巡りさんこっちです。
という事で、捕まってもいいって言う人以外異論は認めない。
「でもいいのか?ホントにこの剣貰っても」
筋肉さん改めグーデントさんは、剣をどこからか取り出した布で包みながら聞いてくる。
「…えっと、何でですか?」
「何って……いや、なんでもない」
別にまた何個でも造れるし特に問題は無い……はず。
…あれ?良く考えたら、造った時の記憶が無いからよくわからない。
わたしが造ったのは間違いないはずだけど…。
……(汗)
……ヤッパリ止めよっかな。棒よりは強そうだし。
…いやいや一回あげたものだしそりゃダメか。ケジメ大事。
「じゃあな、有り難く貰っていくよ」
グーデントさんは剣を肩に担いで手を振りながら帰ってった。
あっ何時の間にか結界解けてる。
さて、いろいろワケワカランしてるけど『抗争』終わったー。
まあ自分で蒔いた種だけども…。
「う~ん、疲れた~」
「あの~、ちょっと来てくれますか?」
手を組んで伸びをしてると、新人さんに呼ばれたので、そういえばギルドカード受け取ってないなー、と思いつつ、付いていってギルドの中に入る。
「え~と…(きょろきょろ)
あ、あそこ空いてますね。
じゃあ、ソコの一番カウンターで待ってて下さい。すぐ戻りますからー」パタパタ
新人さんが奥に走っていく背中を眺めながら、言われた通り〔①〕と描いてあるカウンターの前で待つ。
あ、来た。
「えっと、はい、コレがフールさんのギルドカードになります。
失くすと再発行にお金が掛かるので、シッカリ保管して下さい」
「わかりました」
少し模様のついた鉛色の板をわたされる。
これがギルドカードかー、なんかうれしいこれ。
顔が思わず笑顔になってしまうわーこれ。
「えっと、あっあとですね。ギルドカードの加点手続きをします」
「…えっと、加点って何?」
貰ったカードを見ながらニヤニヤしてると、話によく分からないとこがあったので聞いてみる。
「え?あ、そっか。まだギルドの使い方についてまだ説明してなかったですね。
…えーと、とりあえず最初からしていいですか?」
最初に話した時からずっと持ってる説明書(?)を開けながら聞いてくる。
「…お願いします」
説明忘れてたって…
わたしこの世界のことすらよく知らないから何するか分からんよ?何もする気はなくても何か仕出かすかもよ?
…説明よく聞いとこう。自分の事ながら心配になってきた。
「え~と、まずギルドは基本的にある人が出した依頼をギルド登録者に紹介するところデス。
他に、危険なモンスターを監視したり、増え過ぎたモンスターを間引く依頼をギルドが出す事もありマス」
へー、よくある小説と同じ感じか。
新人さんの説明がちょっとどころじゃなく棒読みだけど、気にしない気にしない。
人間、時にはスルーが大事なこともあるって、じいちゃんが言ってた(76歳で他界)。
「そして、ギルドには様々なランクがありマス。
個人の基本ランクは最低のGから最高Sまでありマス。
これは受けた依頼にある点数分加点され、一定量貯まるとランクアップの為の試験を受けられマス。基本高ランク依頼の方が点数は高いですが、自分のランクの1つ上以上は基本受けられまセン。
しかしパーティとして多人数で同じ依頼を受ける場合には、その中の最高ランク者の1つ下のランクまで受けられるため自分の相応ランク以上を受けることが可能デス。しかし点数は÷人数になるため大人数ではあまり獲得できまセン。
あと、例外としてギルドが召集する〔大規模掃討作戦〕は、全ギルド登録者が参加する事が出来マス。
他には、対人戦闘スキルと…… 」
~5分後~
…等があり、これによってギルド加入者の個人情報を管理しているので、外部に個人情報が流出することはありまセン。
……ふぅ、ちょっと休憩良いですか?」
「…どうぞ」
結構長文だったから疲れるだろうけども、それでいいのか新人さん…。
しかし一応どうぞって言ったけど続きが気になる。
ということで
「あの~その説明書?を読ませて貰ってもいいですか?」
「え?あっはい、これですか?いいですよ別に。私が書いた物だから読みにくいかもですけど…」
「え、そうなんですか。ありがとうございます」
貸してくれた。
にしても自分で書いたって、メモにしてはかなり分厚いけど。
とりあえず最初から読も。
「ふむふむ…」パラパラパラ
パラパラ
~5分後~
パラパラ
「ふう…」
っと新人さんがこっちを見てる。
「あの~、続きするので返してくれますか?」
あっそういうこと。
でも
「もう説明いいですよ。今ので残りの大体必要そうなところは覚えたので」
「…え、え?マジですか?マジなんですか?マジと書いてマジなんですか?」
「まじです。まじと書いてまじです」
本の速読と暗記は得意なんだよねー。
買った本の内容、何回か読んだのは全部大体覚えてるし。
…まあ、買った本は大体何回も読んでるから覚えてるんだけどさ。
「マジですか…(私だってまだ半分も覚えてないのに…)」ズーン
新人さん落ち込んじゃった。
「5分でこんだけ読めたら得意の域を超えてます…もはやスキルです…羨ましいです…」
「…え~と、…頑張ってください」
「頑張ります…」
もうわたしには応援の言葉をかけることしか出来ないです…
「あっそうでした」
「なんですか?」
「1つこの本に書いてない事があるんですよ。
ギルドに加入した人が参加できる講習みたいのがあってですね。
それが明後日の朝8時にあるんで、一応伝えときます。
色々な事を引退した冒険者から教えてもらえるから結構好評らしいですよ」
「そうですか、ありがとうございました」
なんか明後日なんかあるらしい。色々教えてくれるみたいだし、この世界の情報収集も兼ねて行っとこう。
…そういえば今日の宿どうしよう。何も考えてなかった。
とりあえず新人さんに聞いてみよう。
「あの~この辺にお勧めの宿とかありますか?」
「ああ、それならギルドカードを見せると割引してくれる宿がありますよ。
え~と、確か名前は…… 」
今までの所を少しずつ大幅改稿しているので読んで欲しいなぁ(3まで済 11/14現在)。
そんでもってアドバイス欲しいなぁ(切実)。
※別に内容はあんまり変わってないので読まなくても大丈夫です。けど読んで欲しいなぁ(しつこい)。




