第14話:神「これもテンプレだろっ!……なにぃ?違うだとぅ…?」*
やれるだけやろうと思います
「さあどうしてヤりますか、兄さん」
「そおっすよアニキ、
俺、アニキが侮辱されるのをただ黙ってみてるなんて事出来ないっす」
「ああ大丈夫だ、
オレがコイツに正義と言う名の鉄槌を落とすのをお前らはソコで見ておくがいいわ
あと一応言っておくが俺は別にキレてない
ただこの防具の具合を確かめたいだけだ」
「えっさっきキr「すごいっすアニキ!!」e………まあいいか」
「 ……ねえ、これってどうしたらいいの?」
肉団子は一先ずおいといて
どう収拾をつけたら良いか判らないので受付の人に聞いてみる
「……プシューー……、プスプスプス… 」バフっ
「うわっ!?」
頭から煙出しながら倒れ掛ってきたんだけど!?
「おーいっ、大丈夫なの!?」
「シューーー………」
返事が無い唯の屍の様だ
じゃなくて!?
「まず俺が行きます。
おい、おまe「だいじょうぶーっ!?(ガクガクガク)」
「クソっこの女無視しやがって、ここは俺がガツンと!
おい、おm「……はっ!あれ、ワタシいったい何を」
「あ、起きた」aえ、って話を聞けえぇぇぇっっ!ッゲホゲホ!!」
「あ、忘れてたわ、あんた達のこと」
「「「おいっ!?」」」
いやーテンパるわー、
なんで目の前で急に目を回して私に倒れ掛かって来るかな
カウンターがやけに幅が無かったから良かったけど
下手したら顔面カウンターにぶつけてる
「 ……で、どうしたらわたしは許して貰えるのかな」
「そうだな~…
え~っと…じゃあ、あー、俺のo「丁重にお断りします」はやいな、おい!?」
そんなわけで異世界二回目の戦闘です
今、わたしと筋肉だるま三兄弟はギルド前広場の端と端になるべく離れるように対峙中
何か、
「『ギルド内での抗争は話し合いとかめんどいし戦って決めやがれ』ってここに書いてあるんで戦えば良いとおもいますっ」
と、新人さん(仮)に説明書みたいなのをガン見しながら言われたので
まあ殺すのとか再起不能の傷を負わせたりしたら問答無用で捕まるらしいから
何かあっても死にゃしない…………とおもう
説明書の書き方にはつっ込まない
さて、戦う場所はギルド内でやるといろいろ壊れるという理由でギルド前の程ほどに広い円形の広場でやるんだと
………モノが壊れるほどやるつもりは無いんだけど
って言うかやって欲しくないんだけど
「え~と、これから
『砕身の物翼』ドワグリームさん、他その取り巻き二人と、
ついさっきギルド登録したばかりのフールさんの、
悪口に対する『抗争』を始めますっ!」
今、わたしと団子三兄弟はギルド前広場の端と端になるべく離れるように対峙中
審判は、先輩(仮)に見守られながら説明書を握り締めている新人さん
絶対新人、(仮)いらないね
「頑張りなさいよ、アンタ初めてだけど私がチャンと後ろに居るから」
「はっはいっ!」
と言う感じの会話か時折聞こえるし
「じゃ最初は俺からいきます、アニキ」
でも、原則で戦闘は一対一って決まってて良かった
流石に三人同時とか言われたら逃げる
出来れば一人でも戦いたくないけど
でもよく考えたら盗賊と戦ったときより人数的には少ないし
一応わたしの体はチートな筈だから勝てる……はず
うん、たぶん
勝てなかったら逃げよう




