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Let's acquire curse!

さて検証も終わったことだし他の呪術を習得してみようではないか!


その前に呪術陣についておさらいしよう。


呪術陣とは呪詛で描いた魔術文字で呪詛を『どの様な形で』『どの様な性質を付与して』『どの様な状態で』『どのくらいの速度で』『どの様な物質に変換して』発射するかを指定するものだ。


また、呪詛は本来不定形で実態のない霧状の物質?だから実体を持たせたり、複雑な形にしたり、射出速度を高速にしたり、呪詛の性質からかけ離れた性質を付与しようとするとその分だけ魔力消費が指数関数的に爆増し、同時にコストも跳ね上がる。


このくらいかな?


とりあえず『初めての呪術』に載っていた最も簡単な呪術の術式は次の5つ


筋力低下パワーダウン)


速度低下(スピードダウン)


恐怖(フィアー)


倦怠(ムーブメント・デクリース)


呪爆弾(カースボム)


というラインナップとなっている。




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✴︎筋力低下


『対象のSTRを低下させる』という性質を付与した呪詛の塊を『低速で発射』するだけの単純で原始的な呪術。


その分コストも使用したMPの4分の1のHPという破格の少なさとなっている。


ただしあまりにもMGRやMTRに差があった場合、自分に呪いが帰ってくる(←これがMGR・MTRに差があるときに【筋力低下】が付与される原因)という術者へのセーフティが存在しない、コストが安定しないという欠陥が存在する。


また原始的すぎるあまり、効果にむらが出ている。


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ランダム性だけはどうにかする必要があるな。

にしてもコストは4分の1でも十分に高いと思うがな。

とりあえず次だ次。




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✴︎速度低下


『対象のAGIを低下させる』という性質を付与した呪詛の塊を『低速で発射』するだけの呪術。


コストを固定するという点において【筋力低下】よりは進歩している。


その代償として呪いが自身に跳ね返ってくるハードルがレジストされた時と下がっている。


また【筋力低下】と同じく効果にむらが出ている


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これもまた【筋力低下】と同じくランダム性をどうにかしないといけない。

私は運が絡んだゲームで勝てたためしがないからな。

よし、次。




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恐怖フィアー


精神汚染系の呪術の一つ。


『特定の性質を付与した呪詛を相手の体に直接送り込んで浸透させる』ことで相手の精神に異常を与える。


この場合は恐怖心を増大させる。


但し、MGR・MTRに差があると送り込んだ呪詛が自分に逆流してくる(←【狂乱が付与される元凶】)


精神に作用する性質を付与することは難しいので、初めは真似にとどめておくように。


不用意にいじったことで発狂した事例がいくつもある。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




意外と物騒な呪術だな。

だが直接触れないといけないという点がきつい。

怖がっているからがむしゃらに攻撃してくる場合もあることだしな。

ここからは私が習得すべき呪術だ。

さて、どんなものか。




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倦怠ムーブメント・デクリース


『身体機能を低下させる』性質を持った呪詛を『風などの影響を受ける灰色の煙』として『使用者を中心として噴霧する』呪術。


その性質上確実に術者が巻き込まれる。


そのため接近された際に自爆覚悟で使われることが多い。


発動時にHP50・MP400を消費し噴霧中は1秒間にMPを5ずつ消費する。


煙に当たった者は状態異常【身体機能低下・弱】を付与される。


発動範囲の狭さと使用者を起点にするという代償を負っている性質上発動時の代償が少なく、MPが続く限りずっと噴霧し続けることができる。


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ほほう、なかなか使いやすそうな感じもするが発動範囲がどのくらい狭いかによるな。

ただこれお互いに(下手したら自分だけ)【身体機能低下】を食らうだけで終わるかもしれない

よし最後いっきまーす!




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呪爆弾カースボム


呪詛を『球状に放出』するだけの呪術


この呪術は呪術陣は不必要である。


やり方は簡単、自分のすべての呪詛を一か所にまとめて制御を手放すことで破裂させる、ただそれだけ。


少しコツは必要だが、爆発までは少しの猶予があるので敵に向かって放出してから制御を手放せば相手のみをまきこめる。


呪術師がよく『最後の手段』として使う。


発動には呪術陣が不要なので発動時間はすさまじく速いが、発動時全MPを消費するので一発撃ったらしばらく何もできない。


何らかの性質を付与したいなら呪術陣を使わないといけないのでこの呪術の良さである発動速度を潰すことになる。


それに体外に放出した呪詛を一か所にまとめておくのはかなり精密な操作を要求されるので、呪術陣を使っているとただの自爆になりかねない。


爆発に当たった場合何らかの状態異常が【~~~・弱】として付与される。


しかしたいていの場合状態異常よりも爆発のほうがメインで使われる。


また、爆発の威力は消費したMPに依存する


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おおぅ...これはまたピーキーな。

使ったら何も使えなくなるし【魔力枯渇】もあるから確かに『最後の手段』だな。

何らかの性質を付与するもできないし使い勝手はお世辞にも良いとは思えない。

だが威力はすごそうなのでまたやってみよう!



ものすごく遅れてすいません!


モチベーションがなくなった結果半年くらい小説から離れていました。


これからもこのようなことは発生するでしょうが、できる限り間を開けずに投稿するよう努力します!


これからもこの小説をご愛顧ください!


あと最近新作の小説を投稿したので見てみてください!




2023/9/18 永久木春




追記なんかいい呪術のアイデアがあったら感想欄に書き込んでください。


名前だけでも、どんな効果かだけでも構いません。


『こんな効果はどう?』、『こんな名前はどう?』的な感じで結構です!


書き込んでもらったアイデアはぜひとも参考にしたいです。


ぜひ奮ってご参加ください!!

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 呪爆弾カースボムって効果はランダムで状態異常:弱を付与する他に爆発ダメージもありますよね? [一言] 面白い
[一言] 久しぶりですね。 呪術のアイデアですが、身体が痒くなる効果はどうでしょうか? 地味ではありますが、相手の集中力の低下が狙えますし、効果の大きさや身体部位の範囲によっては自らを引っ掻く以外の…
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