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レッツ実践!

さて、それでは呪術の習得に移るとしよう。

呪術を習得するには書いてある呪術陣を何回か展開していればいいそうだ。

さすがに室内でやったらまた怒られるだろうから訓練場に移動する。


そういえば【呪術師】の職業スキルの確認をすっかり忘れていた。

今のうちに確認しておこう。


《MP自動回復Lv1》1秒間に[スキルレベル]×1のMPを回復する


《呪術強化Lv1》通常よりも多くのMPを消費する代わりに威力を上昇させる。

       威力・消費の上昇上限は[スキルレベル]×10%

       消費量が増加するほど威力も上がる。


《呪詛耐性・弱Lv1》スキルレベルが高いほど呪詛でのダメージを軽減し、呪詛への耐性を上昇させる

        ただし体内の呪詛は対象外。


《呪詛感知Lv1》呪詛の流れを感知できる。スキルレベルが高いほど感知精度が高くなる。


よしよしざっとこんなもんか。

まず《MP自動回復》、これは特段いうことなし。

魔術師には必須だろう。


次に《呪詛感知》と《呪詛耐性》、《呪詛感知は》その名の通り呪詛の流れを感じ取るスキル。

まだLv1なので恩恵は得られていないが、Lvが上がれば有用なスキルになるやもしれん!

そして《呪詛耐性》は文面から読み取るに()()()()()()()のみが対象のようだ。

おそらく【恐怖】のような相手の体内に呪詛を浸透させるような技を使われた場合、呪詛の浸透に対しては仕事をするが、体内に浸透した呪詛に対しては何もしないということなのだろう。

そしてこれは《()()耐性》である。

そう、()()()()()()()()である点がミソだ。

つまり例えば【呪爆弾】のような攻撃を食らった場合、呪詛による状態異常は防げるかもしれないが爆発によるダメージはそのまま通るだろう。

呪術だと言って呪詛のみの攻撃とも限らないので注意を怠るべきでもないな...よく注意力散漫といわれる私が言えたことではないが。


最後に《呪術強化》!

代償を重くする代わりに威力を強化する。

強化上限は決まっているが現状1つしかない攻撃強化手段なのでこれからは重宝しそうだ。


それでは職業スキルの確認も済んだことだし習得を始めよう!!

まずは【倦怠】から。

記載されている呪術陣を何度も紙に書くことで細かいところまで記憶する。

そしてその呪術陣を頭の中でイメージしながら放出した呪詛でイメージどうりの呪術陣を形作っていく。

意識が少しそれるとそこから霧散していくので少し大変だ。

しかし霧散していくスピードはとても遅く少し霧散してもすぐに修復できる。

だがMPを消費していくのでできる限り急いだほうがいいだろう。


そしてしばし経ってようやく呪術陣が完成した、あとはそこに呪詛を一気に押し込む!

すると呪術陣の中心から灰色の煙が吹き出始めた。

煙に手をかざすと【身体機能低下・弱】が付与された。

成功だ!

そのまま呪詛を流し続けること1分、MPが1割を下回ったとき

【熟練度が一定に達しました。呪術【倦怠】を習得しました】

よっし!習得!


そして【呪爆弾】なのだが...どうしようか?

あれはもはや自爆技みたいなもんだしMPを全消費する関係上連発できないので熟練度を稼ぎにくい。

それでも私はやって見せよう!

とりあえず残りのMPで1発撃ってみよう。

全身の呪詛を手から絞り出すように放出して球状にしていく。

集め終わったらそれを...投げる!

3...2...1...-1...-2


ドンッ!!


思いのほか時間がかかったけれどかなり大きな音を立てて起爆した。

そして【魔力枯渇】による眩暈!吐き気!正直【呪爆弾】を使ったことを後悔するほどきつい。

いつだったか親友と知り合いの店に飲みに行って飲みすぎたときみたいだ。

あの時はちょっとした口論が居酒屋全体を巻き込んだ大論争に発展、そして乱闘が始まったのを覚えている。

あいつと二人でだれが勝つかかけて乱闘を楽しみつつ飲んだのはいい思い出だ。

だが賭けに負けたせいで支払いを全額(ツケも含む)を払うことになったのはいい思い出...なわけねえだろ!ちっくしょう!


おっといけない考えがわき道にそれていた。

とりあえず魔力がある程度まで回復したらまた【呪爆弾】を使用するとしよう。


~【呪爆弾】6回目~

つーかれた!

これかなり時間がかかる上にそのあとの眩暈と吐き気がつらすぎる。

何が悲しくて定期的に吐き気と眩暈を催す老人というろくでもない存在を作らにゃいかんのだ!

よーしそれでは鬱憤も晴れたことだし6回目を始めよう。

さすがに5回もやれば慣れてくる。

手早く球状にまとめてっと。

と、その時袖が机の端に引っかかって体勢が少し崩れそっちに意識が逸れた。

運が悪いことにそれと同時に【呪爆弾】が完成したのだ。

つまりあとは制御を手放すだけの状態にしたうえでうっかり別のほうに注意が向いてしまったのだ。

「しまっ..」


ドガーン!!


私の至近距離で盛大にに爆発が発生した。

腹部に腹パンされたような痛みが生じるとともに私の体はテーブルの向こう側まで吹っ飛ばされた。

いやはや見事な飛びっぷりだった。

空中で一回転しつつテーブルを飛び越えたからな。

はたから見ていたらきっとその優雅さに驚いたことだろう!


ちなみにロゼに声をかけようと思った司書がちょうどドアを少し開けたタイミングでこれを見て廊下で爆笑しているのだがそれはまた別の話。

「うーん、次からは慣れた工程でも気を付けよう」

体の痛み的にに肋骨に罅でも行ったかもしれない

それにさっきから視界の右端に【衰弱・弱】【体力低下・弱】【嗅覚鈍化・弱】【脳震盪】と表示されている。

これは【呪爆弾】に吹っ飛ばされて頭をしたたかに打ったことがが元凶だ。

それに加えて本日おなじみ【魔力枯渇】もあり今日一日で間違いなく最悪の気分だ。

とりあえずだれか今の音を聞きつけて来てくれないだろうか。

来たら助けを呼んでもらおう。

眩暈がひどくて立ち上がることもできない。


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