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自らの欲望、妄言だ。精神攻撃だ。


「 ユーくん、、私だけを見てえ、、」


「ユー、どうして私に答えてくれないの、、? 」


「何を!?」


 何やら二人とも洗脳されているかのように虚ろな目をしていた。


 しかしこんな短時間でそんなことができるというのだろうか?


 以前の彼女たちならともかく、レベルアップした後の二人なのである。そんな状態異常に対する耐性もそれとにあるはずなのだが、、。


 いや、待てよ?この城に来てから二人の様子がおかしかった。もしかして、相手の攻撃は既に始まっていたというのか!?


 僕はきっと前を見て睨みつけた。


「まさかお前が二人を操って、、!?」


 そいつは意にも介さずに続ける。


「ふふ、その通り。でも、操るだなんて心外ね。


 私は人の中にある欲望を増幅することができるだけよ。


 これによって、あなたたちがここに来た時から、少しずつ仲間のあなたへの思いを増幅させただけなの。


 そして今ここで投了するなら!3人でセックスができるのよ。どうかしら?いい判断だと思うわよ?」


「何だって!?

 そんなことはしない!

 なんて破廉恥なんだ!」


 そうセックスとは好きな相手、将来を誓い合った相手とやるものなのだ。


 そして、3人でやるというのはつまり不誠実であるということである。それは二股であるからだ。


 しかし、相手は痛いところをついてきた。


「でもあなたに彼女二人を幸せにすることなんてできるのかしら?」


「それは、、できるさ!」


 僕は若干ためらいながらも威勢よく行ったのだが


「そうかしら?

 あなたはそのプライドからどちらか一人を選ばないといけないと言う信念を持っている。


 でもそれはもう片方をかなしませるということでもあるわ」


「、、!」


 それは確かに気にしていたことだった。

 

「でもここで私が3人でエロいことをすることによってその問題は解決するということよ?


 あなたがのプライドがどうであれ、私の提案を飲めばあなた達は3人で一緒に暮らすことができるということなの。


 ここで永遠に愛を語りあえる。


 そして不可抗力なのだからあなたには何の責任もないのよ? 」


「そんなの愛ではなくて助平心だ!」


「やれやれ、強情ね?助平心はすなわち愛なのよ?

 何が違うと言うの?」


 そう言ってインモキュバスは襲いかかってきた。


 今の二人は茫然自失としている。


 だから僕は二人を抱きかかえたまま避け続けた。


「どうしたの?動きが鈍いわよ?」


 どういうことだろうか。二人を抱えているというのもあるが、力が入らない。


 攻撃も見え速度もそこまで早くないはずなのに、少しずつ僕の装備を剥がれていくのだった。


 その理由は、メンタル面から攻撃されているからだろう。攻撃しつつインモキュバスはしゃべり続けている。


「ふふふ。見るからに威勢が無くなっているようね。

 その理由を教えてあげましょうか?

 そう、あなたの深層意識は助平心を抑えている。

 けれどもそうヒトであるならばエロい欲望から逃れないことは確定的に明らか。

 つまりあなたは私やそこの仲間にレイプされたがっている、倒されたがっているということよ?

 エロRPGでわざと負けるようにね?」

 

「な、なんだって?

 そんなはずはない!」


 ラスボス前の大事な戦いなのだ。こんなシーンにおいて、僕はそんなことを第一に考えているはずがない。


「でもその体のダメージがその証拠。

 つまり体は正直ということなのよ!」


「そんなはずは 、、!」


 妄言だ。精神攻撃である。

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