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胸に手が、、あんたねぇ、、!

「だめぇ?」


「い、いいけど、、」


 僕はその通りにしたら、マリヤはふふふと幸せそうに微笑んだ。 


「!」


 どきんとした。咄嗟に何かいけないことをしていると思い手を引いたのだ。


 けとマリヤは


「なんで途中でやめるのぉ?」


 と、背中に持たれてくる。そして胸の感触。これはアリサの比てはないくらいだ。


「ちょっと!マリヤ!あなたの胸がユーの背中にあたってるんだけど、、!」


「ふふふぅ。ユーくんがいけないんだぁ。私は満足してないのにぃ。ねぇ、もっとしてえ?

 しないと私、魔法使いたくなくなっちゃうかも」


「うっ!し、仕方ないなあ」


 冷静になれば別にいやらしいことなんてしていないのである。よしよしくらい平気だ。


 それにここてへそを曲げられたら、せっかく頑張ったマリヤに対して失礼だ。僕はよしよしを再開しようと振り返りつつ手を伸ばすのだが、、


 ぽよん


 柔らかい感触が、手に伝わる。


「あらぁ?」


「あっ!」


 何かいけないことをした予感を感じ、手に触れているものを見てみると、


「ご、ごめ、、!胸に手が、、!」


 そう、胸だった。


 振り向きながら手を伸ばしたせいで、その柔らかな胸に手が当たったのである。


 やばい。ママに言われていたのである。女の子の体に生半可な気持ちで手を出してはいけないと。


 もし手を出してしまったら、セキニンというものを取らないといけないというのだ。それってどこで取るものなのだろうか?!


 見るとやけにニコニコしているマリヤ。


 だが、その腹の中では怒り心頭に違いない。僕は女の子の大事な部分を過失とはいえ触ってしまったのだ。


「ご、ごめん!」


「ふふふ。いいわよぉ。別にもっと触っても、、」


 これは皮肉というやつだろうか。


「ちょっとぉー!」


 そんなとき、アリサが間に入ってきた。


「なにぃ?今いいところなのにぃ」


「あんた!確かにスクロールのことはすごいと思うし、その働きに免じてすこしは見逃してやろう思ったのに!


 それはずるいんじゃない!?今のわざと胸に当てたでしょ!」


 え?わざと?


「そんなことはないわよぉ」


「うそっ!今の動き、不自然だったもん!ユー!この女、明らかにユーの手に胸当ててたわよ!」 


 ど、どっちが本当のことを言ってるんだ?!


「それはひどい言いがかりだわぁ。ユーくんは私の事信じてくれるわよねぇ?」


「ユー!騙されちゃだめっ!この女はこうやってあんたに負い目を作って言って最終的にえっちなことさせようって魂胆なんだから!」


「あら、そんなこと一ミリも思ってないわよぉ? あなたこそいやらしい女の子ではなくてぇ?」


「そ、そんなことないもん!それに、私はユーとそういうことするなら、ユーのしたいことさせるし、、。

 それに私は意外と尽くすタイプなんだから!この女と付き合ったら尻に敷かれちゃうわよ!

 だから悪いことは言わないから私の方にしときなさい!」


「あらあら。どっちが尻に敷くタイプなのかしらね?」


「あんたねぇ、、!」


 なんかいつものが始まってしまったので、僕は半ば諦めてあいそ笑いしていることにした。


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