表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

27/85

もぐらモンスター、私が魔法を使いますぅ!


 

 何やら地面が揺れた。


「とっ!?」「ッ!?」


 と思ったら、僕とマリヤの間の地面に亀裂が走る。


 そして、そこから出てきたのは鼻だった。


 尖ったひげのついた黒い鼻。そしてそれはそのまま地面から現れる。めりめりと土がメリ上がり、座ってられなくなった。


「うわー!」「きゃー!」


 左右に転がる僕ら。


「大丈夫!?マリヤ!」


「え、ええ、、なんとか、、」


 そして地面から現れた巨大なそれを月明かりのもと見た。


「これは、!」


「もぐら、、のモンスター!」


 何やらヘルメットとツルハシを装備しており、体格は馬車やりも大きい。


「ふしゅううううううう!」


 鼻息も荒く、こちらを襲うことしか考えてないようだった。


「なんてこった、、」


「で、でもユーさんは勇者だからこのくらい大丈夫ですよね?」


「そっ、それは、、」


 そう、僕は最近の冒険のおかげで、スライムくらいなら余裕で倒せる。


 が、所詮、最近勇者の剣に選ばれただけのほとんど素人だ。


 前回だって、アリサがいたから倒せたようなもの。


 もしアリサがいたら前回のように何とかなったかもしれないが。今ここにはマリヤと僕しかいない。


「ごめん、、!僕は最近冒険を始めたばかりのずふのど素人なんだ、、!」


「そ、そうなのですか!?」


「ああ、ここは俺が食い止めるから、君はアリサを呼んでってくれないか!?」


 しかし、彼女は逡巡した。そしてブツブツと何事かをつぶやく。


「もし、私が言ってる間にユーさんがやられていたら、、

 そしたら私はまたおなじ過ちを繰り返してしまう、、!」


 そして、きっと覚悟を決めたような表情で、


「私が魔法をつかいますぅ!そのほうが確実で早いですから!」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ