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6

足音が完全に聞こえなくなってから、俺は教室を出る。


とりあえずそのへんフラフラしてるかぁ~


こうやって校舎をぶらぶらするのは初めてだな。


編入してきてからなんか忙しすぎてゆっくりできてなかった気がするぜ・・・


「・・・。やめっ!!・・・いや・・・」


ん?どこからか声がするぞ・・・


声を頼りに教室を探し出す・・・


「おとなしくしろ!悪いようにはしねぇからよぉ。」


「いやだ!はなして・・・」


この教室だ。窓から少し中をのぞく。


囲んでいるのは5人。


これくらいならいける。


おもいっきりドアを開ける


「おい!何をしている!!いますぐやめろ!」


「これはこれは生徒会の!」


「丁度いい!一緒にやっちゃおうぜ!」


ぞろぞろと俺の方に向かってくる。


「黒主鴉紀さんよぉ~、おとなしくしててくれよぉ、そのきれいな顔を傷つけたくなかったらねぇ~」


そう言った男はポケットからナイフをとりだした。


「わかった。俺が代わりに相手をしてやる。だからそいつを逃がせ。」


「それはできないね~」


あぁ、だめだ。このままでは・・・


「ビビってるのか?急にだまっちゃって~」


「かわいいねぇ~」


男たちの声が頭の奥で響く。


このままだと・・・


(握りつぶせ。壊せ・・・。)


やめろ・・・


(破壊しろ・・・すべて壊せ・・・)


ダメだ・・・堕ちていく・・・


男の持っているナイフを奪う。


「おい!こっちに来るな!」


慌てふためく男どもに向かってナイフを・・・


「うわああぁぁ」


グサッ


視界がクリアになる。


「おい!何事だ!!」


「うわあ風紀委員だ!!」


どうやら風紀委員が来たみたいだ・・・。


「その場を動くな。お前ら全員に処分を下す。」


委員長は男どもを捕まえそのまま教室を出た。


「大丈夫ぅ~??」


副委員長が来た。


「あぁ、大丈夫だ。」


「大丈夫そうじゃないけどぉ~。痛そぉ~。なんで自分の腹にナイフ刺したのぉ~?真っ赤じゃぁん。」


「なんとなくだ」


「ますます面白いなぁ~鴉紀ってばぁ~」


この状況を見て平然としているこいつも大概だけどな・・・


そういえば・・・


俺は後ろを振り返って、へたり込んでいる奴に話しかけた。


「大丈夫だったか?」


「は・・・い・・・でも・・・僕のせいで・・・。」


そいつは俺の腹を見て今にも泣きそうだった


「なぁに・・・大したことねぇよ!お前が無事でよかった!」


「すみません・・・。」


「副委員長」


「迅だよぉ~。」


「迅。」


「なあに~」


「こいつを頼む。俺はとりあえず保健室にいって来る。」


「りょぉか~い」





急展開そしてくそな文章ですみませんww

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