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危機?
ガチャ
会長様が豪華なドアを開けると、そこは・・・
そこは・・・
「ふつー。」
「だろうな。ここは俺の指示でつくらせたんだからな。」
「え?」
「派手なところよりこっちのほうが落ち着くからな。」
あたりをみまわすと、こじんまりとした部屋だった。さっきの豪華なドアを開けばこんなかんじの部屋になってるとは誰も思わないだろう。
「ここは俺だけが知っている部屋だ。」
「・・・?俺なんかに教えてもいいのか?」
「あぁ、むしろこっちのほうが誰にも聞かれなくて済むしな。」
そうだ。わすれていた。こいつは俺のことを少なくとも知っている。油断はしないほうがよさそうだな。
「さぁ、本題に入ろうか。」
「・・・そうだな。」
ここにきてしまった以上は、逃げられることもできない。
覚悟をきめるしかないようだな。
遅れて申し訳ございません。
がんばりますのでお付き合いよろしくおねがいします。