救護の先生に抱っこされた
白白衣を着た女性の救護先生が到着(無表情で怖い!)し、診てもらった。
どうやら自分の制御できる範囲を超えて無理やり魔力を使ってしまったらしく、その為腰が抜けたようになってしまったらしい。
「えぇ、先生、私いつも通り詠唱しただけなんですけどぉ....」
そう救護の先生にぽつりと言うと
「...まぁいまの和琳さんは"普通"の状態ではないですからね」
さっきまで無表情だったのに少し苦笑いするような表情で救護先生はそう言った。
あ、忘れてた、闇堕ちしていたんだった...。
「とりあえず、救護室に移動したいのですが、立てますか?」
さっきよりは足が動いたりできるようになったけど、やっぱり立つことはできなかった。
「せんせぇ...難しそうです...」
「わかりました、基礎魔法の先生、ちょっといいですか」
救護の先生は何やら授業の先生と小声で話している。
ちょっと怖い。。
数分後、救護の先生がまたこっちにやってきて
「和琳さん、今日の授業はすべてお休みしましょう、あとちょっと恥ずかしいかもしれないけど転送魔法陣までだっこして移動します」
と言った。
待って抱っこ!?みんな見てるのに!?!?!?!?
「ではいきます」
私が返事をする前に先生は私を「んしょ」とお姫様抱っこした。
よりにもよってお姫抱っこで。
「あ、待って先生!私今日スカート!スカートなんですぅうう」
気づいたら恥ずかしさと焦りでわけわかんないこと口走っていた。
私よ、ここの学校、女子は原則みんなスカートだよ。
「ちょっと待ってくださいね」
いったん私を下し、どこからともなく大きなブランケットを取り出して、
私のスカートの周りから膝をぐるっと巻いた。
先生は下着が見えちゃうかもってことを私が伝えたかったとおもったのかな?
「ではこれで大丈夫ですね」
また私のことをお姫様抱っこし、転送魔法陣に向かった。
先生の転送魔法の詠唱気になるなあ...。
とか考えてたらもう転送陣の中にいた。
「~~~」
先生が小声でなにか言った瞬間転送魔法陣が起動した。
全然聞き取れなかったんだけどぉ!!!
「和琳さん目をつぶっていてくださいね」
先生がそう言った瞬間転送陣の発光がより強くなった。
パパの転送魔法陣とは比べ物にならないくらい。
私は目を強く閉じた。




