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45 硬貨の価値

 



 私がこの島に居るだけで異世界と繋がりが安定している?他の世界に迷い込む者が居なくなった?住み始めてまだやっと二ヶ月程だ、そのデーターを取るには期間が短すぎるだろう。

 そんな力を持っているなんて、まるで異世界物の主人公みたいだ。

 そういえば私から魔力が出てるとかなんとかヴィルさんが言ってたような気がする。


 誰がお金を出しているのか疑問だが、ここに住んでいれば私の何かしらの力が発揮されて両方の世界が安全に保たれるという事みたいなので、ラッキーだと考えよう。


 アステラ王国の白金貨一枚が日本円で百万円だと言ってたな、そう、アステラ王国のお金を日本のお金に両替すると幾らになるかを聞きたかったから永沢さんの電話が切れる直前にその事を思い出せて良かった。

 アステラ王国には七種類の硬貨があった。それぞれの値段と呼び方も教えて貰った。


 一鉄貨(十リロ)十円

 一銅貨(百リロ)百円

 一小銀貨(千リロ)千円

 一大銀貨(五千リロ)五千円

 一小金貨(一万リロ)一万円

 一大金貨(十万リロ)十万円

 一白金貨(百万リロ)百万円


 これが両替する時の大体の値段だそうだが、最近私達の世界ではゴールドやプラチナの値段がもの凄く高くなっている。なので、ゴールドやプラチナとして貴金属店に持ち込むともっと高く買い取ってくれるそうだ。



   *     *     *



 子供達に手伝って貰いながら冒険者が宿泊する宿をオープンした。

 子供達は名前だけで読んで欲しいと言うので君とか、ちゃんを付けずに呼ぶようになった。

 十三歳のテオは料理を教えて欲しいと言うので、私の知っている醤油を使ったお婆ちゃんの料理はこの一ヶ月で大体教え終わった。早いよね。言い換えれば、多くの料理を私が知らないとも言う。


 作る時にメモを取ると良いよと言ったら、文字は書けないのだという。アステラ王国の村や小さな町に住む人達は殆ど字が書けないらしい。

 でも字を知っていた方が断然良いよね、商売の時に騙されないようにね。ついでに簡単な計算も。

 ヴィルさんに頼んでアステラ王国の文字が習えるか聞こう。私も書けた方が良いだろう。


 あれ?何で言葉は通じているんだろうか?摩訶不思議。


 テオには将来何処に行っても同じ料理が出来るように異世界の物を使ってソース類も自分で作れるように携帯で調べて教えて行くつもりだ。肉類も異世界の物を使った方が良いだろうか。

 そうしたら野菜や香辛料を手に入れるにはどうしたらいいのかもヴィルさんに相談だな。

 ベーコンやウインナーとかも作れるようにミキサーやミンサーを手に入れようと心に決めた。燻製室も必要かな?


 もう直ぐ四月、山の頂上の桜も咲く頃だ。弁当を作ってみんなを連れて花見と洒落込もう!

 それに春には野菜も花も植える季節だ周囲四キロ程もあるこの島、一部だけしか使ってないのは勿体無い、山の頂上迄のなだらかな坂道の脇に花を植えても良いだろう。

 一株買ってきて挿し木で増やせる物がいいかな。どうせなら花も楽しめて実がなる果物を植えよう!


 桃の花も綺麗だし、梅はもう咲き終わったかな?梅の実は梅酒にしても良いし、ジュースにも出来る、勿論梅干しもだ。

 ふふ、子供達に梅干しを食べさせてみよう。どんな顔をするかしら。梅干しを口にした子供達の顔を想像してニヨニヨしてしまう。


 次の買い出しに花や野菜の種や果物の苗木を買ってこようと心にメモした。



 



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