プロローグ,私たちの日常
日本防衛財団・・指令室
いつもは静かな指令室、しかし今日は慌ただしく人々が動き回っていた
「敵対霊的存在確認!敵数、3!」 「敵エネルギー量それぞれランク4が2!ランク9が1!」
「周辺地域に避難誘導開始!」 「巡回隊に撤退命令!第1分隊に出撃要請!」
「第1分隊は地下第三カタパルトから作戦地点に移動してください!」
「作戦開始まで180秒!」....................「作戦開始まで5...4.....3.....2...1!作戦開始!」
ナレーターの声が響き隊員が動き出す「囲い込め!ランク4のヤツから始末する!」
「了解! 悪霊ども、脳天ぶち抜いてやる!」「ナイスッ!!後は私がッ!」
銃撃により怯んだ霊体を槍が貫き胸の結晶を破壊すると霊体の体が揺らぎ霧撒し消える
「一体撃破!そっちは!」「こっちもやった!」「最後はアイツ........ってもうか」
各隊員が素早く霊体を処理する、見惚れるような連携から彼らがかなりの実力者であることがわかる
「ふーっ、今回も終わりね」「はぁ、、、早く風呂に入りたいですねぇ、服の中に砂が入って気持ち悪いですよ全く....」「それには私は同意するね、汗でべとべと」
「それにしても今回も犠牲者が出なくてよかったな」「本当にそうだな、だがこの程度で死ぬほど俺たちは弱くないぞ」「はぁ、油断大敵って何度...」「あー分かってるって、俺だって死にたくないしな、そもそもここで死んだらあの世の家族に顔を合わせられないだろ」「......それもそうだな」「作戦終了、各隊員は帰還してください。事後処理班は速やかに事後処理を開始してください。」
ナレーターの作戦終了宣言が響き各隊員が帰還する
帰還するための大型地下トロッコに乗ってるとナレータの声が聞こえる
「お疲れ様です!皆さん!今回の作戦も成功です!」
「今回の作戦は財団データベースに保管されAIにより戦術解析されます!負傷者は医療室A-5に入室してください」
隊員達は本部に帰ってきた安心か雑談が弾む
「そういやこの後焼肉行かないか?いい店があるんだが....」「いいっすね!行きましょう!」
「そういえば今度新入職員がくるらしいね」「へーもうそんな時期なんですねぇ.....」「今度の新人はなんとも評議会お墨付きらしいよ?」「へぇーそれなら期待できますね!」「まぁそれでも新人が何人残るかわからないけどね」「まぁ...期待しましょ!」「そうね」
雑談もそこそこに負傷した隊員は医療室にて治療しそれ以外の隊員もそれぞれ休養を取り始めた.......
財団:会議室
何重にもロックが掛かった会議室、その中で数人の人物がスクリーンを指さし話し合っていた
スクリーンに映されていたのは先ほどの作戦記録やその他の大量の作戦記録
「皆さんこの霊体の霊気波長とこの霊体の霊気波長、それに先ほど入手した霊体の霊気波長をご覧ください.........」
議長と思われる人物が三つの画像を指しながら話す
「この三種の霊体から似たような波長が検出されました.......その上最近の霊体は以前に比べ霊気量が増加しております......更にここ三か月の間、強力な霊気反応を確認しております。なので今の内に強化観測の他に様々な対策システムを...」
議長と思われる人物の発表が終わり様々なことが決定されていく...そして残りもすんなりと終わり会議が終了する次々と人が会議室から出ていく中一人の人物が会議室に残り資料を見ながら呟く
「魔神.....か」
そうして彼は会議室から出てエレベーターに乗り自分の職務室に戻って行った
初めましてどうも作者の永久です
初投稿なので読みにくい場面が多いと思いますがお許しください
元々この話は私の妄想から始まりました。そして妄想が膨らみに膨らんでこの話を何かに表現したいと思い今回投稿しました。私の妄想の話ですが皆さんに楽しんでもらえたらと思います、では次の話で合いましょうここまで読んでいただきありがとうございました
(今回の話は前章なので本編との関係は一部を除きあまり関係ありません)