表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
美醜逆転  作者: 宝井奏多
19/28

19

第二開戦、赤い髪の仮面の方と青い髪の方が対戦する。


「あの人って、前にアレン様が仰ってた方ですか?」


キラに問いかけると直ぐ返答が貰える。


「はい、18歳の若手ルーキーと話されていました。お名前はダイン様だと記憶しております。」


ですよね、と私が頷くとまた風が巻き起こる。今度は熱風でダイン様が大きな魔法陣をいくつも展開し、炎を放っている姿を目にする。

対する青い髪の方は慌てて防御壁を展開するが間に合わず炎に吹っ飛ばされた。

今回の戦いは圧倒的な力差で勝敗は決まった。


「勝者、ダイン!」


軍服姿のダイン様は軍帽を取り礼をする。

仮面方なので歓声はないが拍手が止まらない。私も拍手を送った。


次々と試合が続くが中々アレン様の試合までが長い。

皆さんすごい魔術師であろうと私の興味はアレン様だけなのだ。


そんな中、異変が起きた。

ぐらり、とミラとキラが倒れる。


「ぐっ、…お逃げくださいっ!」


ミラは倒れる寸前、私に声をかけた。その声に振り向いた瞬間二人は床に倒れていた。

何が何だかわからないまま、二人を起こそうと焦りながら声をかけて肩を揺さぶる。


「大丈夫ですか!?ミラ!キラ!」


そこへヒールの音を鳴らして登場した仮面の男が一人。


「やっと見つけた。もう逃がさない。」


男は私の首を締め上げると唇にキスをした。

息ができず苦し気に踠くと仮面の男は嬉しそうにニヤリと笑った。


「…いい顔。」


仮面の奥から見えたのはマリンブルーの青い瞳。

歪んだ笑みで私の腹を殴った。

吐き気と気が遠のき、意識が飛んでいくのがわかった。


周囲の人達は見て見ぬふり、私は男に担ぎ上げられ連れ去られた。






いいね、ブックマーク、評価ありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ