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君が見る僕はキレイな記憶として残っている。

作者: 七瀬





___僕と君との出会いは?

オシャレな飲み屋で、別々の友達と飲んでいた。

だけど? ふたりの共通の友達が1人いて。

その子が、君の友達に話しかけた事から。

僕たちは、同じテーブルで一緒に飲むことになったんだよね。




___僕はね?

初めて君を見た時から、君だけを見ていたんだ。

君は明るく、奥手な僕から君に話しかけられなかったのに。

君は、積極的に僕に話しかけてくれた。



眩しいほどの、キラキラした笑顔で僕を見てくれた。

作り笑いじゃない自然な君の笑顔に僕は心惹かれたんだ!




___僕は、元々人見知りで。

初めて会う人とは? 何も話せず終わることが多いんだけど...。

何を話していいのか? もじもじ僕がしているからだろうな。

だから! 僕と付き合う女性ひとは、グイグイ僕を引っ張って

行ってくれる女性ひとがいいって決めてるんだよ。





___僕だって!

慣れてきたら、よく話すんだ。

今いる! 男友達だって、ずっと仲がいい友達なんだよ。

いや? 僕の数少ない“親友”だと思っている。




__だから、

僕の事を親友たちは、心配してくれていたんだ。


『___なあ、和眞!』

『・・・うん?』

『お前さ~彼女とか、作らないのか? いつから彼女いないんだよ!』

『・・・中学生から、かな?』

『___あぁ~あの夏川か! 確かに、あの子! 可愛かったよな~』

『・・・まあな、』

『それで? 夏川とは、なんで別れたんだよ!』

『・・・なんだよ! 急に、なんで! そんな話になるんだよ!』

『___まあまあ! 飲め飲め! 飲んだら、その話聞くから!』

『・・・・・・』

『___なんだよ! 俺たちにも内緒かよ!』

『・・・い、いや? 違うけど?』

『そうだよな~俺たち! “親友”だしな!』

『・・・・・・』

『___でっ? どうなんだよ!』

『___あぁ、それが、』






___僕は、親友二人にちゃんと この話をしたら? 

二人は、びっくりしていたよ。


『・・・なんで! そんな事になってんだよ!』

『___そうだよ! 和眞は、そんな男じゃないだろう!』

『___誰が、そんな噂流すんだよ~!』

『・・・・・・』




___僕は、結局。

彼女にフラれたんだ。何もしていないのに、、、。

アリもしない事で、僕は彼女にフラれた。






・・・だから、

少し僕はいつの間にか、

“女性不信”になってしまったのかもしれない。



女性ひとと話すのが、怖いんだ!

また、あの時みたいにフラれるんじゃないかって...。





 *




___今は! あの時、

飲み屋で知り合った女の子と仲良くなったんだ。


彼女も、僕と同じ気持ちなのかな?

僕と彼女は、連絡を取り合って! 少しづつだけど、、、。

会うようになっていったんだ。二人きりでデートもするしね。


彼女の悩み相談も聞くよ。

電話越しに、聞く彼女の声は僕を凄く癒してくれる。

彼女が真剣に悩んでいるのに、僕は癒されているんだ。



彼女も、最後には僕にこう言うよ。


『___和眞クン、私の話を黙って最後まで聞いてくれてありがとう!

少し、スッキリしたわ! 今度! 私のおごりでご飯一緒に行こうよ!』

『___うん! いいよ!』






___僕は、思うんだ!

きっと、彼女から見る僕は? 物凄くキレイに映っているのかもしれない。

本当は、違うのに、、、。


僕は、女性ひとを幸せにする自信がないんだ!

だから、また今度も! 僕はフラれるじゃないかと思っている。




・・・君も、

また、僕をフルのかな?




最後までお読みいただきありがとうございます。

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