表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
春をつくるひと  作者:
4/5

4.


ーーあの日のことを、佐々木は、思い返していた。幼い頃の自分の大切な思い出。それは、切り取られた一枚の絵のようにずっと心の中に大事におさめてきたあの日。


 母さんが、消えた日、僕の中に違う空間が開いた。その時に出会った人。


 ーー白衣のーー母さんを連れて行った人。……僕の目の前で違う空間を開いた人。


 **


 ぱっと、目の前の御津に、目線を合わせた。その姿がかつての思い出の人に重なる。


 ぐらぐらする視界を無理やりに正常に思うようにして、カラカラな口を開く。


 ーー「これが、僕の春ですかッ!そんな訳ないッ!あれは、僕の冬だッ!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ