召使
この一か月妙に忙しかった
天文八年 十月 兄妹の日
妹生まれた
(この先は破り捨てられている)
天文八年 十月 反省の日
先日は狂喜乱舞しすぎてたせいでわけわからないことになってた。
なんで水垢離してたのかしばらく寝込んでたため覚えてないがなんでだっけ?
とりあえず危ないから赤子に近づくなというお達しが出て家から追い出されたので、猫の家に転がり込んでいる。
ちなみに蛙には先日の様子がアレだったのでしばらく家に近づくなと言われた。
名目上は上司になる予定の猫の召使として勉強だが、公的な場以外ではいつも通りやってる。
よく考えたらいつもいつも猫にいいように使われてたからやってること変わらないってひどくないか?
後なんで政務の手伝いしてんだ俺?
天文八年 十月 帰還の日
一週間ほど猫の家で遊んでたらいい加減帰って来いと怒られたのでようやく家に帰れる。
というかちょっと頭冷やせという話だったらしいのだが猫の家に転がり込んでたのが不味かったらしい。
蛙の家ならちょくちょく泊ってるから気にしなかったらしいが猫の家は流石に不味かったらしい。
そんなことどうでもいいが、それより妹をつついてたら指を握られてそれが(以下解読できない言語にて書かれている)
天文八年 十一月 詫びの日
猫の家に転がり込んだ事を詫びるためにいろいろ手土産持って親と謝りに行く。
あの爺にはちょくちょく睨まれるが猫が俺の事を気に入ってるからか表立って何かするつもりはないらしい。
この前、優れた人間認定すればいいとかいう話をしたからかな?天下一武闘会の時みたいに。
飛「さっき気が付いたんだけど猫のモデル的にとっくに元服してないとおかしい事に気が付いた」
兎「そもそも元服がよくわかってないだけだろ」
飛「その家の都合だからね」
兎「というか猫のモデルっていたのか?」
飛「『若気嘲弄物語』っていう衆道は滅べみたいな事書いてた人を偶々見つけてな」
兎「偏見すぎる」




