非常食
効率化の為に余計に仕事増えるのおかしくないか?
天文八年 四月 賭場の日
久々に賭場に遊びに行ったらなぜかおっさんが責任者になってた。
知らないうちに将軍と知り合って、賭場区域に入るには金払うようにして金を一定以上持っていないものを追い出す仕組みを作ったらしい。
で、責任者のおっさんが金なくて追い出されてるのはどうなのよ?
天文八年 四月 ウサギの日
そろそろ茶色の動きが悪くなってきたので捌こうとそういうのがうまい奴に依頼してたのが母様に知られて地面の染みになっていた。
母様はなんてこと考えてるのと怒っていたが非常食なんだから食べる時期がとまで言った所までは記憶に残っている。
何があったんだ?
食料は食料として扱うべきだと思うが愛玩動物認定されてるとそういうのは難しいようだ。
食料じゃないならこいつら家計圧迫するのに。何かと理由付けて送られてくるから誰かにやっても減らねえのに。
天文八年 四月 相撲の日
蛙君と猫で集まって相撲で勝敗を付けていたら、勝手に人の敷地に入り込んだ怪しいのがいた。というかおっさんだった。とりあえず捕まえようとしたら逃げたので、笛で最近治安維持とか言って徘徊してる博徒共に捕まえさせた。
で、何してたのか吐かせると用事があってきたのはいいが何度も無視されるので声が聞こえたから入ってきたらしい。
斜め上に怒り始めたので女の子がどうとか言い出してた。
意味が分からなかったがそういえば猫の見た目女のコに見えなくもないような?見慣れ過ぎて忘れてた。
それはそうとして金は貸さなかったが。
天文八年 五月 驚愕の日
ウサギ肉を寺で食べたが悪かった。血抜きに失敗したらしい。
やっぱ素人がやるもんじゃないわこれ。
跡を消すための掃除も大変だったし誰かに任せるべきだったか?でもそういう血生臭いのできる知り合いはお偉いさん経由でウサギ食べる事に禁止令が出てるらしいし(抗議は無視された)、本当に迷惑である。
追記 蛙と猫も腹壊したらしい。
飛「ちなみにウサギは畑を荒らす害獣です」
兎「なのに愛玩動物として上に気に入られてるんだが?」
飛「そういえば貧乏だから食料配布として生きた兎配った国があるんだ」
兎「落ちが読めた」
飛「その国でペット飼う人口が増えたらしい」
兎「だろうな」
飛「ウサギ肉美味しいのかな?」
兎「こっち見るな」




