絵描き
たまたま伊勢参りの事調べてたら、昔は庶民は参ること禁止されてたと知って微妙な驚き。
天文八年 二月 詫びの日
蛙君と猫野郎との話し合いの末、おっさんの見舞いをきっちり済ませた。
こういうのは早めに謝っておくのが吉である。
全面的に自分が悪い事にされたが話がややこしくなりそうなので黙っておく。
後で飯でも奢らせよう。
天文八年 二月 上が荒れてる日
献金がどれくらいになるかで、やれることが変わるのでどう使うべきか優先順位はどうかなどと上の方でもめてるらしい。
研究費くれという要望には自惚れるなと返されたので関係ないと思っていたが、「立皇太子儀」とか言うのをこの機に復活させるとかで騒いでいたからもしかしたら関係あるかもしれない。どんな儀式か知らないが見栄はっていい着物とか着るように通達が来るかもしれない。木っ端貴族だし関係ないかもしれないが。
そんな事より赤字の研究費くれと思うけども見栄って重要だし、本気で木っ端貴族を潰す気なのかもしれない。そんな儀式より御門の私邸で朝廷会議してる現状をどうにかすればいいのに。
呼び出し?腹痛の予定が入ったと断ったのに連れて行かれた。
用事は飼いウサギの自慢だった。なにが重要な用事じゃい。
天文八年 二月 絵描きの日
前に遭遇した絵描きに再会した。
好き勝手書くのもいいが絵の用法がどうたらとか言い始めて書き方のコツを伝授しようとしているようだが何言ってるのかわからないためよくわからないまま、満足したように去っていった。
何がしたかったんだろうか?
天文八年 三月 商人と話した日
最近、都の外れに天下一武道会用の陣地を作るとかで商人の動きが活発化してるらしい。
幕府は金掛けたくはないが商人は金を使わせたいからと、よくわからない睨み合いをしているらしい。
それで朝廷に掛け合って、御前試合にしてしまうぞという脅しで幕府に金を出させたとか。
何を言っているのかよくわからねえし、御門は普通に見るつもりらしいので結局、御前試合になるのではないだろうか?
幕府が取り仕切るから完全に物見遊山だとは思うがな。
飛「天下一武闘会を7月と勝手に仮定してどのくらいの時期で集まるんだろうかな?」
兎「6~7月じゃないのか?」
飛「遠くから来る奴もいると考えるとそれくらいが妥当かな」
兎「余計なこと考えてるな?」
飛「余計な事しか考えてないぞ?」
兎「おい」




