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転生戦国貴族日記抜粋  作者: 矢口飛雨僧
天文七年(西暦1538年)
27/44

確定した面倒な事

どっかのバカがインフルで倒れて納期がヤバかった

という夢を見た休日の朝

慌てて職場に向かって閉まっているのコンボ

   天文七年 十二月 陰謀の日

 大体半年後の天下一武道会?とかいうのに出る代表みたいなのがだいたい決まったらしい。

 当日参加の分も枠があるが全国の大名の代理戦争だかなんだかの関係で有名所は大体誰が出場するか決まり、この中から優勝が誰か競うらしい。有名所が負けて無名の飛び入りが優勝したら面白いが、そもそも有名所を知らないという事に気が付いた。どうでもいいか。

 素手・剣・槍・無差別で分けられているらしいが、無差別ってなんだと聞いたら素手でも武器使ってもいいという分類らしい。いいのかそれ?真の最強はどんな武器だろうが勝てる奴だと言った奴がいるらしいが、そんなもん将軍に言える奴いるのか?


   天文七年 十二月 雑談の日

 いつもの三人組が集まるとなぜか悪巧みをしてるんじゃないかと疑われる事が増えてきた。

 三人寄れば兎と蛙の戦いが発生して男の娘が調停する振りして悪化させるのが十回に七くらいなのだが、あまり知られていないのか諸悪の根源扱いされる。偉い人煽りに行ってるだけなのになぜだ?

 毎回争うわけじゃなく、適当に集まって雑談することも多い。そこから実験の話とか、政策、情勢、文化などの話になる。前から思ってたけど必要知識情報めっちゃ多いな。

 ちなみによく監視でジジイやらおっさんなど出てきて、最終的な結論をまとめた文章を……あれ?これ雑談じゃねえな。


   天文七年 十二月 噂の日

 九州の鬼子、東山道の子狐が天下一武道会に合わせてくることが判明した。

 なんでも元服前から大人顔負けの発明したり政策をしているらしい。どっかで聞いた気がするが顔の広いおっさん曰く、時代が変わる時にそういう奴らが出てくるのかもしれないとの事だ。

 時代が変わるってもう三日もすれば新年で時代は変わるよな。


   天文八年 一月 (汚れて読めない)日

 犯人確定、やっぱ数少ない毛根を死滅させに向かう。

飛「そろそろ男の娘の呼び方変えようと思う」

兎「そんなのより転生者集まるってなんでだ?」

飛「天下一武道会という大会開くとか同類いること確定じゃん」

兎「確かに――?いや幕府にいると勘違いされないかそれ」

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― 新着の感想 ―
[一言] 蛙、兎と来るとあと猿が居たら鳥獣戯画じゃん!と言うことに気がついたが、男の娘を猿にするのは流石に可哀想なのでこの考えは焼却しておきます。 蛙くんはそのままの君でいて(笑)
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