奪われた話
最近書く気が起きません
天文七年 十一月 病気の日
風邪ひいた死にそう。
天文七年 十一月 完治した日
数日寝たら治ったが起きたら世界が歪みに歪んでいておかしいなと思ったら、気が付いたら庭で高笑いしてた。
よく知らないが母によると高笑いしながら庭に枯山水を作ろうとしていたらしい。
何してんだ俺?むしろ何で止めなかったんだ母よ。
え?いつも通りだった?んなわけないでしょ。
天文七年 十一月 雨の日
大雨によって庭の枯山水擬きが消え去った。その前に兎が走り回って荒らしてたから止めを刺された感じではある。
別に残念ではない。
あの岩どこから運んだんだっけ?
天文七年 十一月 獣の日
最近、動物系の神社などに動物の格好をして参拝するのが流行ってるらしい。
そう言えば少し前に蛙君と男の娘と一緒に妖怪の振りして神主を驚かせようぜって遊びをしたがそれは流石に関係ないか。ちなみに一番妖怪らしかったのは演技力のある男の娘だった。というか話し方がすごく怖かった。
その結果、なりきり道具が売れているので、その上がりの一部が今日届いたというわけだ。
いきなり増えた理由には納得したが新商品については特に思いついてないのであきらめてくれ。
うさ耳作るのは難しくないか?
天文七年 十二月 日が沈む日
日が沈むのが早いとその分だけ朝廷の仕事が早く終わる。なぜなら日が沈むと何も見えないからだ。つまり父親が帰ってくるのが早くなるわけだ。
で、その結果何が起きるかというと肉体言語による語り合いである。
最近余裕が出来たからと言って、今度は娘がいいなとか言われても反応に困る。
あと母様。昔の恋文とか見たくないんで仕舞って下さい。酔ってるの?
飛「最近、疫病の話が多いのでネタとして使いづらい」
兎「気にし過ぎじゃね?」




