表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生戦国貴族日記抜粋  作者: 矢口飛雨僧
天文六年(西暦1537年)
2/44

対策?蕎麦食え

感想見て軽く探してみたけど

確かに貴族視点あんまりないな……

(参考にしようと思ってたのに)


文字数に関してはさらっと読める文章として1話につき1000〜2000くらいで収める予定です。


あと見間違いかもしれませんが歴史ランキング一桁手前にいなかった?

見間違い?

失礼しました

   天文六年 二月 烏が騒がしい日

 脚気の実験を実施するにしても金がない。

 馴染みの商人には金にならない事を頼むと後が面倒だし、お偉いさんを巻き込むのがいいか?

 朝廷には薬とかの官位があったはずだ。典薬頭だったか?それの持ち主に話を通せばなんとかできるかもしれん。

 よく考えたらなんで俺がしないといけないんだ?

 考えるほどわけわからなくなってきたので、医術の心得があるらしいお偉いさんの所に矢文でも飛ばして、手伝って貰うか。

 手柄やる代わりに金貰えればいいや。

 さて、文を書くか。

 なんて書こうか?


   天文六年 二月 変なおっさんが来た日

 矢文を送ったらなぜか全く関係ないおっさんがうちに来た。

 親の客かと思って無視して、商人の所へタカリに行こうと思ったら、親の怒鳴り声と共に客間に引っ張り込まれた時は売られるのかと覚悟したがどうも違うらしい。

 変なおっさんは楽奉行らしい。

 歌舞音曲なんかを扱うところだよな?前にも尾張の虎?とかいうやつに和歌とか教えに行ったとか。

 もしかして重要人物だったりするのか?

 ところで第一声が「これが公家の問題児か。色々やらかしてるそうじゃの」だよ。

 いや、何で問題児扱いされてるの?

 あれか?下級貴族の金策を手伝ったことか?

 あれは倉にあるガラクタを長年隠されていたお宝とか言って売って売値の四割貰ったからか?

 あれで子供売り飛ばす家が少なくなったんだから文句言われる筋合いはない。

 あれ?借金のかたに子供を渡すんだっけ?

 いや、意味は同じか。

 それはともかく矢文送った家が関わりたくないと押し付けたらしい。

 おい。矢文送った意味。

 信用できない奴だなあいつ。

 それは兎も角、散々話した結果、なぜか手伝ってくれるらしい。

 朝廷の復興の一環だとか、よくわからんが大変だな。

 おっさんが帰ったら父にめっちゃ怒られた。

 なんでもこれで良い役職を手に入れるつもりだったらしい。

 なんかおかしいと思ったら独断だったのかよ。やる気失せたわ。


   天文六年 二月 枕が破れた日

 そういえば蕎麦が食いたいと思って店探したがない。

 物知りの商人に聞いたら飢饉対策で雑穀として少しだけ植えたらしい。

 食い方も粥みたいな食い方しかないらしい。

 少しだけあるらしいから貰ったがあんまり美味しくない……。

 麺として作ってくれと要求したらまた無茶言ってるよと嫌な顔された。

 蕎麦を粉にして小麦の粉と8と2の割合で混ぜて麺にするんだっけ?

 そんな感じのことを伝えて、麺屋に作ってもらったが、それっぽい別の何かが出来た。

 食べれなくないがなんかこれじゃない感が。粉の仕方が違うのか?それとも汁をうどんと同じにしたからか?後々に期待するか。

 しかし、商人はこれは売れると大はしゃぎだ。

 もちろん売るなら売り上げの一部を寄越せと言っておいた。

 当てにはならないが、収入を手に入れたぜ。

 金が入るのはいつになるのかわかんねえけどな。

江戸時代は脚気対策に蕎麦食ってたらしいです。

蕎麦が麺になったのは日記から3-40年後。

かなり先取りしてますね。

そして脚気は白米を普通に食べれるようになった江戸時代辺りから増え始めました

ここから導き出せる1話のおかしな点は?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ