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転生戦国貴族日記抜粋  作者: 矢口飛雨僧
天文七年(西暦1538年)
19/44

蕎麦屋?いや饂飩屋

総合評価5000超えたらまた独白やろうかなと思います

   天文七年 五月 開店する日

 商人の話があると呼ばれたので行くと蕎麦屋が開店するという事だった。

 蕎麦だけじゃ難しいので饂飩も出すらしい。

 というわけでその店で饂飩と蕎麦を食べた。饂飩の方が好みだな。蕎麦も悪くはないけど。


   天文七年 五月 茶飲みの日

 自称将軍と散策中に遭遇してしまい、流れで茶を飲むことになってしまった。

 こいつ作法にうるさいので気楽にしたい自分と相性が悪い。

 話をしているとよくわからんことばかり言っているが、どうも天下一武道会という謎の大会に出ようと考えているらしい。別に出たいなら出ればいいのに。そして本物の将軍の前で将軍自称して粛清されればいいのに。本物の将軍とやらは免許皆伝の剣術らしいし。

 一番上が強い理由何一つないけども。話聞く限り将軍以外なら名を轟かせそうなのに分不相応とはこのことだろう。

 それ言ったらなぜか凹んでいたが。将軍倒すのが目的だろ?と言ったらなぜか乾いた笑いをされる。

 知り合いなのかな?


   天文七年 五月 店の日

 意外と蕎麦が売れているらしい。今まで粥にするくらいだったらしいので新しい食べ方だったようで、食べた奴が自慢して食べに行くという一種の人気が出たらしい。

 店に入ると半分くらいは饂飩食べているが。

 受け入れられてるし、店の看板の板に元祖と落書きしておく。

 特に意味はない。


   天文七年 五月 相撲の日

 相撲興行していたので一番強い奴に適当な板に手形と署名を貰う。

 すると他の連中も真似し始める。

 なんか手が墨のせいで真っ黒になってるがいいのだろうか?

 なんか悪い事したようなそうでもないような。

 何となく貰った手形どうしよ?よく考えたら別にいらない……。

 ん?この板どっかの看板だ。戻しとくか。


   天文七年 六月 蹴鞠の日

 蹴鞠の師匠に教えることはないとか言われた。

 それもっと早く言うべきでは?できれば初日で言って帰ればよかったのに。

 蹴鞠なんてたまに蛙君とぐらいしかやらないし、他にできるのお偉いさんだから出来るのがバレたら面倒だし。

 暇つぶしにまとめていた蹴鞠作法が完成したが、異様に師匠が興奮してたので差し上げた。

 五月蠅かったし、写しもあるし売る分には困らんはずだ。

 それ言ったら怒られたので本棚の肥しになることが確定した。

 なんでこんな目に?


飛「相撲の手形っていつからあるんでしょうかね?」

兎「知らんのかい」

飛「江戸にはあったぽいんですが」

兎「この時代は?」

飛「不明。有ってもおかしくないし無くてもおかしくない」

兎「感想で突っ込まれそうだなあ」

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