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剣士を目指す魔法使い  作者: ヴェルグ
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1-4  関係性

ブックマークをしていただいている方々!ありがとうございます!

今のところストックを作りながら投稿を繰り返してます!


仕事が忙しくなるまでにできるだけ多く用意できるようにがんばります!

ルクスはディナを連れ王都までの道を進んでいた。


王都までは歩いて3日ほどで途中に村が一つあるだけなので村まで歩き、そこから馬車で移動することとなった。

緑の豊かな草原に道を整えたきれいな道を二人は歩いている。二人は特に何かを話すわけでもなく黙々と歩いていると不意にルクスが問いかけた。


「ディナ。ひとつ聞いておきたいんだけど?」


急に聞かれたディナはビクッとなり「は、はい!なんでしょうか!?」と返事を返した。


「何をそんなに驚いてるんだ?王都を出たとき誰かに言って出てきたのか?それともこそこそ隠れて勝手に出てきたのか?」


ルクスの問いにディナは何も答えず「さぁ!王都へ急ぎましょう」と少し早歩きになった。

そんな姿を見てやはり勝手に出てきて兵士たちは慌てて捜索しているだろうなと思いながらできるだけ早く城へ行こうと決めたのだった。








王城内 王の間にて

「報告いたします。オリナル村より手紙が届きましたのでご報告させていただきます。

『ルクス・メレメントがディナ・シャイナ・クラック姫様を保護しております。後日、ルクス・メレメントが王都にて冒険者を始めるとのこと、また本人の意見により捜索隊を待つより自分が行くほうが良いとのことを話されたのでルクス・メレメントがディナ・シャイナ・クラック姫様を王都まで護衛、お連れいたされるとのことですので、ご報告させていただきます。   オリナル村担当 アイリス」


兵士長からの報告を聞いた王は安堵したように答えた。


「わかった。捜索部隊の編成を解除せよ。代わりに大至急迎えの馬車を走らせよ。おそらくオリナル村の途中にあるハツ村で一晩過ごすはずだからな。そこへ向かわせろ。もちろん、道中で野宿している可能性もある。見逃す出ないぞ。」


兵士は王の命令に敬礼をいたのち、部屋から出て行った。


「言ったでしょ?大丈夫ですって。」


王妃は王に微笑みながら話しかける。

王は豪快に笑いながら「お前の読みはよく当たるな。」と妻に賞賛を称えた。


「それに、やつの息子と一緒とは・・・王都に住むとなるなら褒美と言う理由で住む場所でも与えるとするか。」


「フフフ。それは良い案ですね。ディナとの婚約をご褒美にしてもよろしいのでは?」


王妃は王に提案をした瞬間、王は目を大きく開き王妃も見て


「その案があったか!ならば、ディナに王位を継がせ、新鋭騎士兼王配にできるのだな!そして、城に住ませれば解決だな!」


王と王妃は近衛兵がいることもわすれ、とても楽しそうに不作法の如く笑っていた。








「・・・!!!?なんだ!!」


ルクスは何か恐ろしい気配がしたので、身構え周りを見渡すが、特に何も無かった。ディナはそんなルクスの変な行動に疑問を持ち


「ルクス?幻覚でも見えましたか?」


「そんなわけあるか!何かヤバイ気配を感じた気がしたんだが・・・気のせいだった。」

と、ディナのアホなボケをスルーし、謎の行動の意味を教えた。


「よかったー。ルクスの頭の大切な何かが抜け落ちたのかと思った!」


「おいディナ。大切な何かとはなんだ?それにわざとその言葉を選んでいるのか?だとしたら後で宿の裏で話し合う必要性が出てくるぞ?」


ルクスは少しイラッとしながらディナに遠まわしに「ケンカ売ってんなら買うぞ?姫とか関係ないぞ?」っと意味を含めた言葉を投げかけたのだが・・・


「え、えっと・・・人気の無いところで話し合うっていったい何をするのですか!?ま、まさか・・・そんな・・・ダメです!そういうのはお付き合いして結婚を約束したもの同士でないと!。まぁ、私はルクスなら全然かまわないのですが・・・それに私は始めてはせめてベットで・・・って違います!今のは忘れてくださ~い!ううぅ~」


ディナは盛大な勘違いをしてしまった。しかも都合のいいようことに最初の部分は聞いていないし、爆弾発言をした上に場所まで指定し最後には照れながら涙目になってしまった。ルクスは突っ込みを入れる気も失せるぐらいの勘違いに訂正もせず、無言で見向きもせず歩き始めた。


「って待ってくださーい!置いていかないでくださいよ!それに無言は辛いです!!!何か・・・何か話してくださいいいぃぃ!!!!」


ディナはさっさと宿のほうに進んでいくルクスを追いかけていった。




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ルクス「そういえば最初声かけたとき何故驚いていたんだ?」


ディナ「それは宿に泊まるときのことを考えてまして・・・」


ルクス「それでビックリするのか?」


ディナ「一緒のベットで寝るかもとか、ルクスと一緒にお風呂とかも入るのかなとか考えていたときに話しかけられたので」


ルクス「なんだ?一緒に寝たいのか?」


ディナ「そ、そそそんなこと無いですよ!!!一緒に寝たらあんなことやこんなことされて・・・そういうのはせめて付き合ってからです!

婚約とかしてからでないといけないのですよ!!でも、ルクスも男の子ですし我慢はいけませんし。初めてはベットで二人っきりで、できれば自分のベットがよかったのですがそこは我慢します。

なので・・・ルクスが責任とってくれるなら・・・私がんばります!」


ルクス「ならその妄想を自重することをがんばってくれ。後、長文は読者が読みにくくなるから完結的に言ってくれ」


ディナ「お風呂でも身体を洗うフリをしていろんなところをまさぐry)」


ルクス「そろそろマジで自重してくれ!」



次はお楽しみ・・・二人の一緒におやすみシーンです!

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