1話 俺を少女と結婚させろ
日本は平和だ。
治安もいいし、街も衛生的。食べ物に溢れかえっている。
しかし、俺は日本に不満がある。
それはおじさんが堂々と少女とイチャつけないことだ。
日本人に物申すさせて貰う
「ロリコンの何が悪い。ロリコンってだけで犯罪者予備軍だ、精神異常者だ、ク◯ちゃんだとか適当に言いやがって。」
俺はロリコンだ。だけど犯罪は犯してないし、犯すつもりもない。いや、もちろん35歳のnice bodyお姉さんとそこらへんに歩いてるJSなら、もちろんそこらへん歩いてるJSを選ぶ(お姉さんもいける)。けど何も悪いことはしてないはずなんだ。
しかし、そんな俺を周りの大人は社会不適合者として見る。そして、そんな俺が社会に馴染めないのも当たり前のことだった。
俺は五六 充(ふのぼり みつる)。ロリコンさ。
高校でいじめを受け高校に行けなくなってから、太陽の光を見ることもなく、15年。日に当たったら灰になりそうな俺は家族に祝われることなく30歳になった。
ネットでよく話していたロリコン仲間、略して「ロリフレ」の仲間たちは犯罪犯してほとんどが今豚箱の中だ。
俺はウンザリしていた。仲間を失い、外に出ることもなく、
ゲームをしロリ画像を漁る。
「このまま暮らしたって小学生と結婚はできない。チクショーッッッ」
そんな俺はこないだ読んだ書籍=ラノベを思い出し、
「転生するか」
とオ◯ニーを止め立ち上がった。
こないだ読んだ書籍の真似をしボロボロのネズミ色のパーカーとスウェットに身を包む。
そして俺は外に出た。
今は1月の下旬。寒い。暖房完備の部屋に15年取り憑いていた俺にはかなりキツイ。
「まずは近くの大きい交差点に行くか...」
その時、俺の目に輝かしい一つの光が飛び込む。
15年間2次元で何度も見たreal女子小学生。
「抑えろ俺っっ。ここで捕まったって意味がない。」
今は15時、小学生の下校時間くらいだ。
耐えろ俺。負けるな俺。
悪魔;お前の人生なんてこの先何もいいことねぇ。どうせな
ら最後にやりたいことやっちまおうゼ
天使;あなたは15年間よくがんばりました。辛い日々だっ
たでしょう。でも、もう大丈夫。さぁあの子を誘拐
して楽になりましょう。
「クッソォぉー」
ジャー、ゴボゴボゴボ……
よし行くか。
目当ての交差点についた。
近くに工場がありトラックの通る量が多い。
そしてタイミングを見て道路に飛び出す。
俺はその日トラックに轢かれて死んだ。