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勇魔の王者  作者: ブラッキー
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~始まりの物語~

初めての投稿です。更新頻度は高くないかもしれませんがよろしくお願いします。ラノベ作家志望なので講評、変えたほうがいい点などがありましたら教えてください。一章も続けて読んだほうが分かりやすいと思います。

序章

この世界は1000年前からすでに腐っていた。

1000年前、人間は異種族たちと手を結びそれぞれの種族の中からもっとも強い者を一人ずつ選び人間の勇者をリーダーとした勇者一行として魔王軍と戦った。

結果として魔王軍は勇者一行に敗れ勇者一行は英雄としてたくさんの人々から感謝された。しかし、人々が知っているのは勇者が魔王を倒したという結果だけである。その過程でどのようなことが行われていたかを知って入るのは勇者一行と勇者一行の相手をした魔王軍の生き残りと二代目魔王だけである。


「た、助けてくれ。お願いだ。」

顔を涙と鼻水でぐしゃぐしゃにしながら必死に命乞いをしてくる大男を、私は無感情に見下ろしていた。

大男の周りには醜い肉片となってしまった大男の仲間がいた。

「頼む。なんでもするから命だけは勘弁してくれ。」

 五月蠅い《うるさい》。命乞いする魔族をいたぶっておいて何が助けてくれだ。

私は右手に魔力を込めるとそれを漆黒の炎に変えて大男に向かって放った。

「ぎゃああああああああああああああああああああああああ」

大男の体が漆黒の炎に包まれた。

体の三分の一くらいが燃えたところで私は炎を消した。

「ぐ、クソ!ふざけんな!こいつが、魔王がこんなに強いなんて聞いてねぇぞ。」

「……」

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!死にやがれぇ魔王!」

そう言うと大男は得物である大剣を振り上げ私に切りかかって来た。私はそれを無言で近くに転がっていた片手剣を大男に向け横薙ぎに一閃した。すると大男の体が切られた後に沿って崩れた。

「人間はなぜこうなのだ。」

 私はそうつぶやくと転移魔法陣を展開しその中に入った。

 


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― 新着の感想 ―
[良い点] 世界観がとてもいいと感じました。恐らく魔法と剣の世界なのでしょう。かなり好みです。 [気になる点] 読んで思ったのはリアルなその場独自の臨場感があまり感じられないことです。これに関してはセ…
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