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84.

北米条約連合は、すでに移動することを日本皇国に通達していた。

大統領は、そのことを日本皇国の首相に知らせるために電話をかけていた。

「それは、どうもありがとう」

社交辞令や簡単な報告が終わると、首相がお礼を言った。

「日本皇国は、我ら北米条約連合の、とても重要な仲間です。困ったら助け合うのが仲間というものでしょう」

「そうですね、無償の愛ってやつですかな」

首相が笑いながら言う。

「仲間ですからね」

大統領は、短く、残念そうにそう返す。

「ああ、ちょっと急用ができたので、これで失礼を」

「ええ、援軍に感謝しております」

大統領が一言いってから、首相が言葉を返し、電話は切られた。

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