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皇国戦記  作者: 尚文産商堂


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60.

第56章 日本皇国航宙空母 畿内


日本皇国の航宙空母である畿内は、欧州連盟の航宙空母と先頭をするために、全装備の展開準備を完了していた。

「敵艦まで7000kmを切りました」

「小隊出撃準備を。敵の動向は?」

「ぴたりと止まっています。こちらの様子をうかがっているのでしょう」

「ふむ…」

畿内艦長である狩留鹿毛(かるかも)将補が、考え込む。

「副艦長、君はどう思う」

「敵は、こちらの出方をうかがっているので、間違いないと思います。一度戦端が開かれたら、どちらかが退却するまで戦闘は続くものと思われます」

そう言われて、艦長はある決断をした。

「3000kmまで近づけ。それから全小隊を出し、攻撃を仕掛ける。同様の文を東京にも送信せよ」

「了解、敵艦との距離3000kmまで近づき、全小隊を出し、総攻撃を行います。同じものを、東京の本部へ送信します」

伝令が復唱する。

艦長は、それから船内通信用のマイクへ向かって言った。

「各迎撃科小隊長及び船内の迎撃科中隊長に告ぐ。出撃準備を。本船が敵船と3000まで近づいた時点で、攻撃を加える」

艦長の命令は、すぐに船内全ての部署に伝わった。

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