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103.

「それで、今後の行動はどうするんだ」

ロシア、モスクワ防衛総隊総隊長 兼 西部軍管区長のイワノフ・スカラビッチ上級大将が勢ぞろいしている幕僚たちに聞いた。

「日本皇国軍と我らの航空軍によって敵戦車を上空から殲滅いたします」

モスクワ防衛総隊参謀長であるラグチェ・ソロモントコフ中将が意見具申を始める。

「すでに日本軍との連携は確認されています。現時点において、彼らは宇宙空間に点在している航宙空母のうち1隻、また、空軍の大規模な部隊をモスクワより250km地点に終結をしております。欧州側からも、航空集団、宇宙軍団が襲来しております。陸には戦車群がこちらへ進撃を行っております。陸は陸、空は空と分けて戦闘を行うのが得策でしょう。その際には、陸に空からの攻撃が来ないように留意しなければなりません」

対空砲はかなりの数がそろっているが、それよりも高い位置で戦闘区域が広がっている。

そのため、対空砲でできることは限られてしまっている。

とはいったものの、空が敵一色になってしまった時には、そんな贅沢言ってられないので、対空砲による弾幕を形成することとなる。

それまでに、戦闘が終わってくれることを、誰もが願っていた。

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