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《1話》こんにちは異世界!!

「んっ……んぅ……」

余りの眩しさに目をやられそうになり体を起こす。誰か居ないかと周りを見渡す。すると、1人の少年姿の男性が目に入った。私は勇気を出して声を掛ける。どうやら言語能力は元からあるらしい。

「す、すみません!」

「あ、ど、どうかしましたか?」

えと……まずは、ここが何処なのかと、あと……冒険者ギルドが何処か教えてもらわないとか。

「まず、ここが何処か教えて貰えますか?」

「ここは水の国“凪”。割と自由で駆け出し冒険者が多い国だ」

「なるほど。あ、あと冒険者ギルドってどこにありますか……?」

「冒険者ギルド?この近くにある。ほら、あそこの建物だ」

そう言って酒場のような場所を指さしている。あそこが冒険者ギルドか……馴染めるといいな。

「教えてくれてありがとうございます」

完璧とも言えるお辞儀をしてから冒険者ギルドへ向かう。

ガチャ、と扉を開けると案の定、人がいっぱいいる。その場の雰囲気は酒場のようで、楽しく雑談していた。

私は冒険者ギルドの受付に真っ直ぐに行った。

「あの!冒険者になりたいんですけど、」

「冒険者登録ですね。こちらのカードに触れてください」

そう言って1枚の画用紙のようなものを用意された。

色んな能力値がこれで分かるのか……!と思いながらカードに触れる。そうすると、カードに自分の能力値が示される。


名前 舞咲聖歌

性別 女

職業 魔法使い 侍

Lv1

HP 3560

攻撃力 500

防御力 250

素早さ 50

魔力 9500

属性 水 風

武器 白狼の刃(刀) 霧湖の夢(魔導)

スキル 全属性魔法(初級) 潜伏 加速 デバフ耐性 千里眼 跳躍 読心

称号 駆け出し冒険者

スキルポイント 5p


「魔力がLv1で9500も……一体何処から?!」

私も聞きたい。というか武器名かっこいいじゃないの!……そんなことはどうでもいい!とにかく返答だ!

「あ、別の世界から転送されて……」

「転生者……そして、職業は魔法使いと侍……これが『転生魔使』…初めて見ました……」

え、なになに?別世界から転生した魔法使いって転生魔使って言うのか。え、自分侍とか書いてあるんだけど。これは何なのだろうか。聞いてみることに。

「転生魔使……恐らくそうなのでしょうね。……侍って職業ついてますけど」

「あ。え、さ、さささ侍?!」

驚きすぎて声裏返ってるし……。まぁ、それほど珍しいのだろうと見当をつけ、次にやるべき事を聞く。

「これから何をすれば……」

「とりあえずパーティを組むためにメンバーを探すのですが……そんな必要はないみたいですね♪」

振り向いてみると………全員が私の方を見ていた。まぁ、当たり前だよね!だってLv1だけどHP3000越えの魔力9000越えだもんね?!

まって。冷静に考えたら1人でもいいのでは?Lv1でこんな強いなら仲間いらないんじゃないかな。そう思い、私は1人でこの世界を攻略することにした。


〜数日後〜


「是非パーティに入れてください!」

「俺たちからもお願いだ!」

「抜け駆けはずるいわ!私も入れて頂戴!」

これがカオスか……と思いながら1つずつ返答していく。この街には私の噂がしばらく続くだろう。

「……ということで、私は1人がいいので。では」

そう言って依頼がないかギルド内のボードを見る。

『急募!ゴーレムを倒す方法を教えてください! 報酬:1500G』

『パーティメンバー募集! 条件:職業が魔法使い、騎士の方』

『募集! 街の修復をしてください! 報酬:5000G』

『ダンジョン調査! 報酬 10000G』

他にも色々あったけどざっくりこんな感じかな。やけに報酬高い依頼とかあるけどどういう事だろう。こんな時に聞かないとな……って居ないし。いつもの受付の人がいい〜!……なんて、駄々を捏ねられない。

「あの!ダンジョン調査の依頼を受けたいんですけど、」

「この依頼ですと、推奨レベルが15になっておりまして……」

「大丈夫です!こう見えて、凄い強いので!」

「わ、わかりました。では手続きをしますので冒険者カードを見せて頂けますか?」

普通見せるかな……?引き受けるだけなら冒険者カードいらないんじゃないのかな?これ詐欺られてる……な。数日間冒険者ギルド居たけどこんな人居なかったし裏に居るなら表に来て作業しないはず……。

私はかまを掛けることにした

「あれ、っ〜おかしいな。前依頼受けた時冒険者カード見せなくても行けたんだけどね」

「し、仕様が変わったんです!」

動揺した。これは圧倒的黒でしょ。遊んでみようかな、という私の思いによりこの人は遊ばされ……

「申し訳ありませんでした……これからは気をつけます…………」

「まぁ、最初のはかま掛けただけなんだけどね〜、動揺してたからスキル使ったら見事に当たったってことよ!」

「うぅ、、すみません……すみません……」

あ、謝り続ける機械みたいになっちゃった……、これやばいやつでしょ。

「と、とりあえず!こんなことしなければいいんですよ!」

必死に慰めようとしてみるけどどうかなぁ。無理そうなら諦めるか。

「じゃあ、他の方呼んできますので少々お待ちください!」

思ったより警備が薄い気がしなくも無いけど気のせいだよね!

そう思っていたら他の受付の方がやってきた。

「先程はすみませんでした。こちらの調査の依頼ですが……」

さっきも聞かされた説明を受けたけど私の決意は揺らがない。

「では、こちらの依頼をお願いいたします。この地図に場所がありますのでどうぞ」

そう言って1枚の地図を渡された。

「早速行ってきます!!」

これから私のダンジョン探検が始まる……!!



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