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塾飯  作者: 月蔭香久夜
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はじめに

世の中学生は忙しいです。

「高校受験」


それは人生の約6〜8割を決めると言われており,人生の数あるテストの中で一番重要だと言えるだろう。


少しでも良い高校に受かり、良い人生を送れる可能性を少しでも上げるため全国の大概の両親たちは子を塾に通わせる。


中学校という狭い社会とは違い、塾では他の中学校からも生徒が通っていることが多い。その子らとともに成績を上げるため切磋琢磨し、高校受験に合格するよう勉強に励む。


しかし,中学生は勉強が全てではない。


考えてみれば中学生は社会人よりも忙しいのかもしれない。


朝8時過ぎごろから学校へ行き,授業を聞き、休み時間には友達と遊ぶ。1日の最後の授業が終われば多くの生徒は部活動がある。


そこで先輩や後輩と部活に励み、帰宅は午後6時を超えるだろう。


そして7時ごろから塾が始まる。


帰宅から塾へ行く前の1時間未満の時間をお風呂、食事,塾の宿題等に使う。


これが中学生たちの平日。定期テスト前となればもっと忙しいだろう。


学校の提出物を期限までに終わらせ、テスト勉強をする。良い成績を取らなければ怒られる家庭も出てくる。


小学生までは楽しみだった土日はどうだろうか?


偏差値が上の学校へ行きたいものは土日も容赦なく塾がある。3年生はもちろんのこと2年生の冬ごろから平常授業とは違い、追加で土日も塾が増える。


中学2年生の冬ごろから土日にも塾増え、慣れないものたちが多い。


授業が始まれば基礎知識ができていることが前提で難しい問題を解いていく。


その後,授業が終わり,10分間の休み時間に疲れ果てた生徒たちを癒すものは何か・・・。


それは「ご飯」である。


親が作ってくれたおにぎりやコンビニで買ったお惣菜パンなど。とにかく10分という短い休み時間に食べ終わらせることができる手軽な食事を持っていく。


また、彼らの脳は必死に問題を解くために働いたため糖分を欲する。


糖分補給のための飴やスーパーやコンビニに売っている一粒チョコレート、またお小遣いが少ない中学生にはとても優しい、駄菓子をもってくるものもいる。


中学生は忙しい。だから、10分という短い休み時間を無駄にすることはできない。彼らは、手軽に塾で食べることができるご飯「塾飯(じゅくめし)」を持って行き,今日も受験に合格するため勉強している。












受験制度は大阪府のもので書かせていただきます。

ゆっくり更新ですがよろしくお願いします。

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