もう一人の私
詩・短編を書いてみました
気に入っていただけるか分かりませんが
一生懸命に書いてみました(^_^)
1000文字以内で書いてあります
物語の断片や本の1ページのようなモノだと思いながら
暇なときにでも読んで
楽しんで頂けると幸いです(^_^)
深い深い心の奥底……
アナタは誰?
私はアナタ。
何をしてるの?。
アナタを見てる。
どうして見てるの?
アナタが落ち込んでいるから。
どうして落ち込むから見るの?
心配なの。
私は大丈夫よ。
そんな風には見えないわ。
どうして、そう言えるの?
アナタは頭を抱えてる。
頭なんて誰でも抱えるわ。
皆、そんなに強く抱えるの?
……抱えるわ…。
ウソよ。
ウソじゃないわ…!
ウソ。
何でウソだって言えるのよ!
ずっとアナタを見てたもの。
…何でずっと見てるのよ。
私はアナタだから。
…見ないでよ
見るわ。
見ないで!
見てるわ。
……。
……。
アナタなんて嫌いよ…
私は好き。
……どうして好きなのよ。
アナタは私だもの
もう止めてよ…。
止めないわ。
一人になりたいの。
一人になっても涙は止まらないわ。
…止まるわ。
止まらない。
止まる。
今も流れてるじゃない。
…バカな私に構わないでよ。
……。
そう言うと
もう一人の私が私をゆっくりと抱きしめた
その温もりに私は涙が止まらない
止められない…
気がつけば足元に涙の水溜まりが出来ていた
「見捨ててよ…。こんな私なんて…。私のバカ…。」